KISSでチェンジ!

「平気だから」
 慌てて良明から身を離して歩き出す。

 すると廊下にいる女子たちがこちらへ向けて大きく手をふってきた。
 もしかして俺にもファンが!?

 そう期待したのもつかの間、女の子たちの視線は完全に俺の後ろへと向けられていた。
振り向くと長身の良明がついてきている。

「お前さ、俺の後ろ歩くのやめてくんねぇ?」
 睨みあげてそう言うと、良明は少し首をかしげたけれど素直に純の前を立って歩き出した。