KISSでチェンジ!

 純が泣きそうになっているのを見て良明は目を大きく見開いた。
「どうした? なにがあった?」

 上半身を起こして純の両肩を掴む。
そんな良明を見て純は思わず笑いだしてしまった。

「俺はなんともないよ。なにかあったのはそっちだろ」
「俺?」

 一瞬首をかしげた良明だったが、周囲に散らばっているクッキーを見て顔色が変わった。
良明には珍しく、見ただけでわかる表情の変化だ。

「そうだ。俺は放課後呼び出されたんだ」