「俺はひとりで帰るよ。お前、女の子と一緒に帰れば?」
嫌味っぽく言ってやっても良明は眉ひとつ動かなさい。それどころか首をかしげて「なんで?」と、聞いてくる。
良明の場合は本当に理解していないので、もうこれ以上どんな嫌味を投げかけても通じることはないだろう。
純は大げさにため息を吐き出して、ダンベルよりもはるかに重たいかばんを肩に下げた。五キロは余裕で越えていそうなかばんの重さに思わずよろける。
「大丈夫か?」
咄嗟に手を出して体を支えてくる良明に一瞬心臓がドクンッとはねた。
言い忘れていたけれど、良明は平気でこういうこともするから危険なんだ。その身長、その見た目、そして無意識の優しさに惚れ込んでしまう女子はきっと数しれない。
嫌味っぽく言ってやっても良明は眉ひとつ動かなさい。それどころか首をかしげて「なんで?」と、聞いてくる。
良明の場合は本当に理解していないので、もうこれ以上どんな嫌味を投げかけても通じることはないだろう。
純は大げさにため息を吐き出して、ダンベルよりもはるかに重たいかばんを肩に下げた。五キロは余裕で越えていそうなかばんの重さに思わずよろける。
「大丈夫か?」
咄嗟に手を出して体を支えてくる良明に一瞬心臓がドクンッとはねた。
言い忘れていたけれど、良明は平気でこういうこともするから危険なんだ。その身長、その見た目、そして無意識の優しさに惚れ込んでしまう女子はきっと数しれない。



