KISSでチェンジ!

良明はイラッとして純をにらみつける。
「いつまで俺を避けるつもりだ? その理由はなんだ?」

グイッと詰め寄って質問すると純は後ずさりをした。
けれど後ろは玄関ドアだ。

すぐに背中が玄関にあたって立ち止まった。
その額にはジワリを汗が浮かんでいる。

「べ、別に避けてなんか……」

視線をそらしてそう言ったとき、深井家の奥から「飾り付けおわったよー」という声が聞こえてきた。

飾り付け?
なにかの祝でもあるんだろうか?