「じゃ、帰るわ」
やるべきことは終わったと、また窓枠に足をかける。
来たときは女性になっていたから足の力が少し落ちていたけれど、今は違う。
男に戻った純は力強く窓枠を蹴って自分の部屋へと戻ることができた。
着地のときにしなやかさは失われてドンッと音を立ててしまったが、それは仕方のないことだった。
良明へ振り返ってみると窓の向こうから手を振っている。
純は軽く手を振り返すとすぐに窓を締めた。
キスは毎日の行事なのでいちいち礼は言わない。
その代わり良明には色々と手をかしていた。
今日の告白の件だって、そのひとつだと思っている。
「そろそろ寝るかなぁ」
ふぁ~と大きくあくびをしてベッドに入ろうとしたとき「窓から行き来するのはやめなさい!」と、階下から母親の怒鳴り声が聞こえてきたのだった。
やるべきことは終わったと、また窓枠に足をかける。
来たときは女性になっていたから足の力が少し落ちていたけれど、今は違う。
男に戻った純は力強く窓枠を蹴って自分の部屋へと戻ることができた。
着地のときにしなやかさは失われてドンッと音を立ててしまったが、それは仕方のないことだった。
良明へ振り返ってみると窓の向こうから手を振っている。
純は軽く手を振り返すとすぐに窓を締めた。
キスは毎日の行事なのでいちいち礼は言わない。
その代わり良明には色々と手をかしていた。
今日の告白の件だって、そのひとつだと思っている。
「そろそろ寝るかなぁ」
ふぁ~と大きくあくびをしてベッドに入ろうとしたとき「窓から行き来するのはやめなさい!」と、階下から母親の怒鳴り声が聞こえてきたのだった。



