KISSでチェンジ!

白いブラウスだけだと下着が透けてしまうこと。
 転校生に見えるように、少し化粧をしていつもと雰囲気も変えた。

 それでも田中辺りは純だと気がついてしまいそうだけれど、そうなったときはそうなったときだ。

 玄関に出ると女性もののローファーが置かれていて、これもお古なのだろうところどころすり減っている。

 それでもありがたいと感じながら外へ出た。
玄関を開けてすぐのところに良明が立っていた。

 良明は純の姿を見ても驚くことなくいつもどおり薄い笑顔を浮かべる。
「なんだよ、今日は待ってたのか?」