その質問に母親は少し悲しそうに目を伏せた。
「やっぱり、抵抗ある?」
「いや、その……」
自分のためを思って準備してくれていたものだ。
強く否定はできなかったが、普段の純は男でも女でもズボンが多い。
スカートをはいたのはモデルをしたときくらいだ。
「今はジェンダーレスで女子生徒用のスラックスがあるみたい。それを買おうか?」
「べ、別にいいよ。そこまでしなくても」
「やっぱり、抵抗ある?」
「いや、その……」
自分のためを思って準備してくれていたものだ。
強く否定はできなかったが、普段の純は男でも女でもズボンが多い。
スカートをはいたのはモデルをしたときくらいだ。
「今はジェンダーレスで女子生徒用のスラックスがあるみたい。それを買おうか?」
「べ、別にいいよ。そこまでしなくても」



