「純にできるだけ自然体な恋をしてほしくて、お父さんたちは黙ってたんだ」
今まで黙って話を聞いていただけの父親が口を開く。
「そんな。じゃあ、俺はずっとこの体質じゃなくて、ちゃんとどっちかで固定されるってこと?」
父親は大きく頷く。
「そんな、そんなの……」
別に悪いことではない。
本来なら大半の人間がどちらかの性別をもって生まれるものだし、純の体質はあまりにも珍しかった。
だけど今まで一6年間この体でやってきた純にとってはどっちかに決まるということの方に抵抗があった。
今まで黙って話を聞いていただけの父親が口を開く。
「そんな。じゃあ、俺はずっとこの体質じゃなくて、ちゃんとどっちかで固定されるってこと?」
父親は大きく頷く。
「そんな、そんなの……」
別に悪いことではない。
本来なら大半の人間がどちらかの性別をもって生まれるものだし、純の体質はあまりにも珍しかった。
だけど今まで一6年間この体でやってきた純にとってはどっちかに決まるということの方に抵抗があった。



