KISSでチェンジ!

良明からの提案に何度も頷き、今度は純から唇を寄せる。
さっきよりも少し長めにキスをして……も、戻らない!

「嘘だろ、なんで女のままなんだ……」
男物のシャツの襟から自分の体を見つめてどんどん青ざめていく。

「わからない。ちょっと、相談したほうがいいんじゃないか?」
良明も至ってクールそうに見えるけれど相当慌てているようで、さっきから視線がさまよっている。

「そ、そうだな」
といってもこういうときに相談ができるのは純の両親だけだ。

ふたりは慌てて良明の家を出て、玄関から純の家へと入った。
純は来たときと同じように窓から出入りしようとしたのだけれど、良明がそれを止めたのだ。