KISSでチェンジ!

「あの、今、静電気……」
純は今の強い衝撃を静電気と捉えたようで自分の唇に指先を触れて呟く。

その間良明の目は見る見る大きく見開かれていった。
「おい、どうしたんだよ!?」

さっきよりも強く両肩を掴まれて軽く揺さぶられる。
それほど興奮した良明を見たことがない純は「どうしたって、なにが?」と聞き返した。

「純、女のままだぞ!」
そう言われてはたと気がついた。

普段はキスをすればその瞬間すぐに体はもとの性別に戻る。
だけど今は女のままなのだ。

ふくよかな胸にくびれたウエスト。
それらを見下ろしてサッと青ざめた。

「なんだよこれ、どういうことだよ!?」
今まで陥ったことのない展開にパニック寸前だ。

「ちょっと待て、もう一度してみよう」