KISSでチェンジ!

自分の甘さにげんなりとした気分になりながら窓を開けて、良明の部屋に飛び移る。
「よっ」

 良明はいつもの調子で純に片手を上げて、よく見ないとわからないほどの笑みを浮かべた。
「おう……」

 純は一瞬だけ良明と視線を合わせてすぐにそらせた。
ジッと見ていたら心臓がバカになってしまいそうで怖かった。

 良明はそんな純の変化に気がついていないようで、当然のように純の肩を掴んで顔を寄せてきた。

 その目的で来たと理解しているのに、思わず体が固くなってしまう。

毎日毎日してきたキスなのに、純の体温は急上昇していた。
そんな変化にようやく気がついた良明が動きを止める。

「どうした?」