KISSでチェンジ!

その連絡が入ったときに告白をOKしたのかどうか聞こうと思ったけれど、結局聞くことをやめてしまった。

 普段なら普通の会話の流れて質問できるのに、なぜか今回は心臓が嫌な音を立てた。
 恋人ができていたらどうしよう。

 聞きたくない。
 そんな気持ちが沸き上がってきたのだ。自分の中のこの感情がどういう意味なのか理解できずに純は苦しんだ。

 胸の辺りがギュッと締め付けられている。かと思えば良明の一挙一動で喜んでいる自分もいる。
 長年一緒にいてこんなことは初めての経験だった。

「俺、どうしちゃったんだろうな」
 ゴロンと寝返りを打って大きくため息を吐き出す。目を閉じれば昨日の良明の姿を鮮明に思い出す。