ヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけた。
真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けた。
あれから20年は立つがレイミーは18、19歳の見た目の少女の姿のまま歳をとっても真実の愛は見つけられずにヒルセイユ王国から離れた森林に暮らしていた。
レイミーは呪いのせいで魔法使えるようになり薬を作り、街に売買し、薬草を育ている。
レイミーは薬草を薬にして販売した後に2週間分の2人分の材料を買って帰る時に森林の中に1人の男性が倒れておりレイミーはハイヒールを飲ませたら男性は目を覚ました。
「我が名はレイミー。レイミー・オルファルコンと言います。あなたは名は何と言いますの?」
「俺はタクト・レイニーさん。タクトと呼んでくれ。」
「20歳になりますが、話しが合わないと思うが許しておくれ。」
「レイミーは20歳なのか?俺も21歳なんだ。」
「もしかして魔女クリスティーナに魔法をかけられたんですか?」
「貴女もか?」
「はい。ヒルセイユ王国は魔物を倒したとしてオリオン・オルファルコンは大英雄と与えられたが、魔女クリスティーナはオリオンが他の女性と結婚したことで嫉妬のあまり産まれた子・レイミーに呪いをかけたんです。真実の愛を見つけなければ20歳から年老いないと言う呪いを受けたんです。」
「老いたくても老いがないのはしんどいですな。」
「タクトさんはご自宅に帰りなさい。魔物が出入りしますので、帰りなさい。」
「帰る所がないうえにレイミーを1人でうろつくのは危険過ぎる。」
「着いてきなさい。守りがあるエリアに来ればゆっくりとできますからこちらへ。」
「とこに向かうんだ?」
「この先に私の自宅がある。そこに守り固めてある来なさい。」
「聞きたい事があるんだが良いか?」
「レイミー。貴女は何者なんだ?」
「英雄オリオンと魔法使いのベーリーの娘。と言えば分かる?」
「あの英雄オリオンの娘なのか?」
「そうよ。年齢にこの若さとチヤホヤされるの嫌だから人里から離れた所に住んでるのよ。いけないかしら?」
「悪くない。苦労して来たんだろう?戦えないと苦労しないか?」
「魔術や剣術や拳銃やらできますし、戦いもできますからご心配いりませんし、1人の方が気楽なので。」
「そ、そっか。ところで気配が感じるんだが気のせいか?」
「背後取られてる。真っ直ぐ走れ。」
「戦えばいいんじゃないか?」
「馬鹿。ここで戦うの止めろ。仲間を呼ぶからやめなさい。」
「モンスターが数体いるのか?」
「分かってるなら、聞かないて。あそこに入れ。助かるぞ。走れ。」
「おう。」
レイミーとタクトは守りのある魔法陣の中に入るとモンスターは物陰から覗いてた。
「あるべき場所に帰りなさい。そうじゃないと攻撃します。帰りなさい。」
モンスターはしばらく様子を見た後、森林の奥へ戻って行った。
それらを確認した後、大きなため息をついた。
「何とかなりましたが、戦いになると面倒ですからねぇ。」
「ああいうの慣れてるな。」
「日常茶飯時ですよ。あれらは肉としては食べられますからね。」
「まじか。」
「本当ですよ。冒険者なら、当たり前ですよ。レストランとかでも提供されてますから。って絶句しないでください。」
「知らなかった。それより、色々と教えてくれよ。」
「後片付けしたら話しますから。」
「ああ。待たせて頂くよ。」
レイミーは、買ったものをアイテムボックスに次々入れて行き、お茶を席に座っているタクトに出し、レイミーも席に座った。
タクトは静かに口開いた。
「色々と聞きたいんだが良いだろうか?」
「答えられる範囲で良ければのだけど。」
「なぜ、1人で暮らしているんだ?モンスターいる森林の中は危ないだろう。」
「ここで暮らす理由か・・・。生まれて15になるくらいまで憐れみで見られていたの。それが嫌でも幼少期から魔法や薬学を学んで18の年にこの森林に暮らし始めたの。」
「5年も1人で暮らしていたのか?1人で暮らして寂しくないのか?」
「もう慣れと言え寂しいものよ。戦いも魔法も薬学の知識も経験もししていると挫折するとさらに恋しいものね。」
「レイミー次第なんだけど、俺もここに暮らしていいかな?」
「何で?」
「俺は警備が主だった。戦いの経験が無いから教わりたいし、経験したいんだ。」
「ここではなくでもいいんじゃない?」
「レイミー1人で暮らさせるのは心配だからだ。」
「実力や能力を着けてから言いなさい。」
「だか、1人で暮らして心配だからよ。」
「モンスターを倒せてから言いなさい。」
「モンスター倒す?倒せるのか?」
「ええ。近年ではモンスターは増えてるわね。1人で暮らすなり、2人で暮らすなりには支給自足でやっていかないと行けないんですよ。分かっていってますか?実力と知恵と能力がないと死ぬわよ。たまたま俺が居たから助かったものの、いなかったら死んでいたわね。」
「偉そうな事を言って、すみませんでした。」
「分かれば良いわ。今後どうする訳?国で暮らしたらどうなんだい?」
「事情がありまして、国では暮らせないです。」
「何かひでかしたか?」
「はい。色々とあり、言えませんが、ここに暮らさせてください。お願いします。」
「支給自足に付き合ってもらうし、モンスターを倒せるようにしてもらいますから。良いですね。」
「師匠、ご鞭撻お願いします。」
「厳しくしますからね。」
「はい。お願いします。」
「国でトラブルを起こした奴をここには置きたくないんだよね。だってさ、ここでも問題起こしかけないし。だから、問題を起こさないでね?」
「そんなことしないから。俺は歳を取らない事に気持ち悪がられ白い目で見られて耐えられずに逃げたしたんだ。」
「嫌ならさっさと出れば良かったものの、何故、国にととまっていたんだ?」
「歳を取っても姿は変わらないの知ったのは、つい最近なんだ。」
「そうなの?」
「ああ。剣術は誰にも負けないくらい強いのは確かだ。」
「4年でさらに強くなってもらうが良いか?」
「4年で強くなる必要があるんだ?」
「日々と言うか、年々、モンスターは数は増え、強くなっているんだ。ここに暮らすなら強くなってもらいたい。できるかしら?出来ないのであれば国に帰ってもらいたいものだわ。」
「ここの暮らしは楽な物ではないんだな?」
「ご理解が早くて助かるわ。やるのか、やらないのかをはっきりしてもらいたいが1晩考えて教えてください。もう1ついいか?」
「何かしら?」
「近年になにか起きるのか?」
「モンスターが増しており、強くなってると言いましたが、何かしらの原因で起きてるのは確かです。恐らくですが、モンスター以上の魔物が出るのは確実になるでしょうね。タクトが強くなれば戦うのも逃げるのも有利になるでしょうね。」
「分かった。どこに行くんだい?」
「狩りをしに行く。タクト。あなたも鍛えに付き合いますか?」
「ああ。もちろんだ。強くなってその何かと戦うことが出来るんだろうなと思ってるし、レイミーの事もっと知りたいと思ってるから、付き合わせてもらうよ。」
「勝手にしなさい。タクトに最初の課題としてヤックルバードに一撃当てれば良しいだします。」
「それでいいのかよ?」
「甘いわね。初心者には倒すの苦労するモンスターなんだ。」
「初心者の俺にモンスターを倒さないといけないのかよ。」
「とこかに当たればОKなわけ。まあ、最終的にはモンスターを倒せることだね。最初は一撃当てだな。」
「できるか?」
「出来ないなら、課題も戦いもやらなくていいですよ。逃げていいんですよ。」
「やると決めたからにはやるよ。戻ったら伝えたいことがあるから、覚悟してくれよ。」
「あらまぁ。楽しみにしてるわね。さぁ、行きましょうか。」
「ああ。戦い方を教えてくれよ。先生。」
「先生は止めなさい。恥ずかしいわ。」
「良いじゃないか。レイミーはここの暮らしが長いんだろ?教わるんだから先生でいいじゃないか。」
「タクト。あなたは楽しんでるでしょ?」
「してないよ。魔法だけじゃなく、剣も使えるんだろ?色々と教えてくれよ。」
「剣使えるって話したかしら?」
タクトはレイミーの手を取り手についてる豆を指摘し始めた。
「この手のひらの豆は剣みたいなの持って剣術使わないと出来ないものだ。いつから剣術習ってた?」
「幼少期から剣術や、魔術習っていたが、モンスターとやり始めたのは7歳からやり合っていたから、13年は立つわね。」
「13年間で豆が硬いのは頷くんです。」
「細かい所気付くわね。戦いの方で上達するタイプね。鍛えようがあるわね。さぁ、モンスターが戻ってきてるわね。タクトは一体倒して見せなさい。その間、俺も倒すから。」
「何体いるんだよ。」
「うん。6体はいるわね。群れでなすモンスターだから、仕方がないけど。」
「5体を倒すのは無茶だ。」
「モンスターと戦ったことない子に3体は、無理よ。それに6体なんで、苦労して倒せるのよね。もっと成長しないとダメだと思うけど、タクトもモンスターを倒せるようにしようね。」
「おう。よろしく頼むぜ。レイミー。」
「近い将来、戦場になるわね。鍛えとかないと。」
「戦場になるのか?」
「なるわよ。短期間で成長してもらいたい。」
「短期間で成長って言ったが短期間でどれくらいだ?」
「10日以内って言いたいわね。」
「短いなぁ。」
「短期間にやらないと死ぬわよ。」
「短期間でやってやるから見てろよ。」
「期待してないけど、成し遂げてみなさい。」
「見てろよ。できるようになってやるからな。」
「行きますよ。」
レイミーはモンスター5体余裕で倒したがタクトは、1体攻撃するのに苦労しながら倒した。
「1体倒しましたね。攻撃当たればいいと言いましたが倒した事は褒めますが、まだまだ動けるようにならないとダメですね。」
「厳しいですね。」
「うちの両親に比べれりゃ甘いですよ。うちなんて初日から、3体のモンスター倒させられてましたから。」
「厳しいうえに苦労したんだな。」
「苦労したけど今はいい経験だったし、成長の見込みあると思ってるわよ。」
「いい経験なのは分かりましたが、これ以上、成長するんですか?」
「するわよ。強敵が出るが分からないからねぇ。タクトを教える事にさらに自分も成長出来そうだわ。」
「弟子とか取らなかったのか?」
「取るって出会いがなかっただけですの。タクトが初めて会ったうえに成長の見込みがあるだけのことだよ。」
「ところで何してるのですか?」
「見て分からないの?一体だけ解体してるの。アイテムボックスに入れとけば夕食になんとかなるでしょう。何か問題あるかしら?」
「良く解体できるな。」
「初めてかしら?」
「あ、ああ。初めて見る。良く綺麗に捌けるな。」
「両親が教わったから出来るけど、基本的にギルドで下ろすのが一般だね。」
「全部、解体するのか?」
「解体は、今日はこの一体だけだね。引いたでしょ?」
「嫌。驚いたよ。簡単に捌けるとはな。」
「自分が、特殊なのかもしれないわね。皮とくちばしは売れるわね。目玉はクエストであったわね。明日行くか。」
「連れていってくれるか?」
「いいですよ。早く戻りますよ。」
「今、話したいことがあるんだが良いか?」
「もちろんてますよ。何かしら?」
「レイミー。あなたのことが好きになったので結婚前提に交際してください。」
「はぁ?何言ってるんだ?頭大丈夫かぁ?会って1日も経ってないのに好きって目がおかしいじゃないのか?」
「一目惚れで、初恋なんだ。それに俺は本気だ。」
「恋する気がないから諦めなさい。」
「なんでですか?」
「初めてあったばかりで無理か知らねぇ。」
「恋人になってお互いを知っていけばいいのでお願いします。」
「しつこい男だね。」
「しつこいのは分かってますか、この気持ちは本気なので分かって欲しいです。」
「分かったから、半べそかくのやめろ。」
「こんな綺麗な人に会って話すの初めてなんだもんだから、こんな機会を逃したくないんだ。」
「なんだぁ。もう仲良くなっていたのか?」
「誰です?」
物陰から2人が出てきた。
「父さん、母さん。見ていたなら、助けてくれたっていいじゃないですか?」
「婚約者(フィアンセ)を連れてきたかいあったな。」
「フィアンセ?はぁ?彼が婚約者なわけ?」 
「彼もまたクリスティーナの呪いを受けた子なんだよ。恋も知らぬ子なんだよ。仲良くしてやりなよ。」
「なんで急に。」
「街では年老いても寂しいでしょ?だから婚約者を連れてきた訳なのよ。」
「タクトは知ってた?」
「森で1人の女の人が暮らしてるから会わないかとしか言われてない。」
「父さん、母さん。急に連れてこられても困るんですけど。それに倒れてたのを見つけたからいいけど、会えなかったらどうするつもりなの?モンスターの餌にされてたわよ?」
「そうね。それは謝るわ。レイミーちゃんがみつけてくれたことに感謝してるわ。」
「ちゃんと同行してくださいね。」
「はーい。」
「昼食の用意してないから戻るわよ。ここに居たら、モンスター出てくるから行くわよ。」
「あ、ああ。分かった。」
「レイミーは面倒見がいいわね。」
「んなわけないでしょ。帰ってと言っても帰らないでしょう。一泊したら帰ってください。」
「優しい子ね。」
「うるさい。優しくないわ。タクトはもしかしたら魔法使える可能性が少しあるわね。」
「なんでわかるの?」
「戦いで、魔力を感じたというか、切り方で魔力が漏れてた感じかな。 タクトは心当たりはあるのかしら?」
「言葉にできないけど剣に細かい刃がグルグルと回ってる感じがしたんだ。」
「空気や空間の技か。他に仕えるか、覚えてもらうか。」
「お手柔らかにお願いします。」
「厳しくするからね。」
「相手に厳しくない?」
「性格悪くてごめんなさいね。ミツナ。来てるんでしょ?出てきなさい。」
「いつから、気づいていたんですか?姉様。」
「モンスターが来る前からいたんでしょ?」
「バレてましたか。魔法で姿隠し、気配遮断を使っていたのに。」
「完璧にできてたけど、強力の魔力探知で感知したわよ。」
「姉様の実力に負けましたか。精進して参りますね。」
「レイミー。この方は?」
「私の実の妹のミツナ。彼女は魔法特化と言うか、できないんだよね。この人はタクトだ。」
「初めまして。ミツナと申します。よろしくお願いします。」
「初めまして。タクトです。よろしく。」
「さっさと行くよ。」
「はーい。」
戻って食後に話し合いを始めた。
「どころでモンスターが増えているけど、マルグス魔王が攻めて来てるんだよね?」
「まだ動きはないが悪魔がちらほら見かける。5年内戦争になるだろう。」
「タクトを戦争に駆り出すつもりですか?」
「モンスター、悪魔、マルグス魔王の3段階で襲撃来ると考えてもらえると良い。」
「クリスティーナもどう動くがも分からないんでしょ?」
「そうだな。警戒しないといけないわね。レイミー。タクトを育てなさい。分かりましたね。」
「分かりました。タクト。厳しく教えることになるが良いかな?」
「1つ聞いても良いもいいですか?」
「なんですか?」
「クリスティーナの事もモンスター、悪魔、マルグス魔王の事も分からないんだ。教えてもらえるか?」
「どのように分からないんだい?」
「モンスターはいろんなところから出てくるのは分かるが、悪魔やマルグス魔王は架空の話じゃないのか?」
「30年前に悪魔、マルグス魔王が出ているんだが封印されてるんだ。今回は目が覚める。我々が終止符を打てるようにしないといけないんだ。」
「本当の話なのか?」
「本当の話だ。戦いの末に悪魔、マルグス魔王を封印する事しか出来なかった。数年以内に封印が解ける。タクトが戦う意思があればレイミーに鍛えてもらった方が良い思うんだ。」
「悪魔、マルグス魔王は強いのか?」
「強い超えて危険だ。戦うのは死と隣り合わせだぞ。どうする?やるのかい?」
「・・・国のダメに戦う。レイミーは戦うのか?」
「ええ。戦うわよ。根拠があるか分からないんだけど、マルグス魔王はクリスティーナと関係あると考えている。」
「する訳ないんですけど。」
「クリスティーナ。貴女は何しに来た?」
「レイミーだっけ?貴方の従魔、それも4匹の従魔に邪魔されたんだかど、大事な話しに来たのよ。姉のコーランがマルグス魔王を封印を解いて暴れさせようしているのよ。」
「コーランはクリスティーナの双子の姉でしたね。なんで、そのようなことしようと考えているんだ?」
「私とコーラン姉さんはヒルセイユ王国のスラムス街出身なんだ。」
「スラムス街も魔法使いはセビルス一家しかいない。セビルス一家なのか?」
「そうよ。セビルスの娘です。よくご存じですね。」
「オリオンと一緒にスラムス街に住んでいるからセビルス一家に双子生まれた事はスラムス街で噂になってたわよ。」
「そうなんですね。」
「楽しんでいるところ悪いけど脱線しているから戻すが、コーランは何故にマルグス魔王の封印を解こうとしているんだ?」
「ごめんなさい。姉さんは魔法は優秀だったから、街では気味悪がられてしまっていたんだ。」
「気味悪がられてただけじゃなく、嫌がらせ行為があったんじゃない?」
「ハブかられる、嫌味やひそひそ話されたり、買い物させてもらえない、しまいには泥をかけられたりという事をされてました。」
「クリスティーナは何をしていた?」
「魔法は優秀だったから勉強と研究していました。」
「クリスティーナがかけた魔法を解いてください。」
「申し訳ございません。できません。オリジナルを初めて作りました。作りたてで解除がないんです。」
「なんで解除まで作らない?」
「オリオン様に振り向いてほしかった、結婚するって聞いた事による嫉妬です。すみませんでした。」
「早く呪いを解いてください。」
「できません。」
「なんで?そんな難しいことじゃないだろう?」
「実は初めて作った術で解除方法を作ってなくって分からないんです。」
「嘘を言わないでください。」
「本当の事を言ってます。」
「本当の恋を叶わないと解けないのは本当なのか?」
「それは・・・本当です。嫉妬と言いますか、怒り任せに作って実際にかけてしまった事を謝罪させてください。」
「謝罪するくらいならしないでほしいものです。死ぬまでこの若さのままかぁ。」
「老いたかったなぁ。爺さん、婆さんになっても愛を誓いたかったなぁ。」
「私のせいで申し訳ありません。」
「私の友達を協力してもらってさらに情報を吐かせますか?」
「と、友達とは?」
「伝説の四獣ですよ。」
「伝説の四獣ってグリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチですよね?」
「伝説の四獣と仲良く出来たのですか?」
「私達から話そうじゃないか?」
伝説の四獣たちが現れた
「グリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチじゃない。何でここに?」
「レイミー以外の魔術師が入るのが察知したから来たのよ。」
「そうなの?無理に来なくてよいのに。」
「友のために協力したいし、守りたいのよ。だって私達は友達でしょ?」
「初めて会ったあの日から友達ですもんね。」
「伝説の四獣は気が高く、人から恐れられ関わる事の無いの伝説の四獣のはずなのにどうしてレイミーと仲良くしているんでしょうか?」
「我々はクマズルと言う大型の熊モンスター用の罠に引っかかって数日間、食事取れなかった所を助けて頂いたんですよ。」
「なんで仲良くなってるんですか?仲良くならないはずなのに。」
「レイミーをしばらく観察したり話しをしていくうちに呪いと孤独だと知り、たんたんと友達なていったんだ。レイミー以外、仲良くする気ないし。」
「呪いまで知ったのか?」
「言わなくても呪いを受けていることくらい分かるよ。内容は、本人から聞いたし。」
「マルグス魔王の封印が解けるんだろ?どうするつもりだ?」
「戦って倒すしかないだろう。今の実力じゃあ下っ端を倒すのも無理があるから、力をつけないと無理な話だな。」
「強い魔族と戦っているから雑魚は余裕でしょう。」
「魔族と遭遇しているのか?」
「幹部と名乗る魔族がいたが苦戦したが、勝ちましたよ。」
「幹部の名は?」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』と名乗ってました。」
「『アレキサントル』と『ミギーマイル』だって?」
「知っているの?」
「魔族四天王と呼ばれる2人だよ。なんでた?力は強いはずだが・・・」
「倒しちゃまずかったですか?」
「不味くはないけど、どうやって倒したのか話してもらえないかな?」
「伝説の四獣たちの指示と実力で勝てました。」
「ちょっとしたアドバイスしただけだ。後は自分で考えながら戦いのうえで勝利なんだよ。誇りなさい。」
「伝説の四獣たちは誇れと言うけれと協力してくれないとマルグス魔王を倒せないんですからね?」
「レイミーのご希望なら仕方ないわね。マルグス魔王の時は本気で行くからね。」
「お願いします。タクトは剣術と魔術を厳しく教えるからね。」
「えー。嫌だよう。」
「魔物とかに襲わせようか、俺の手で消し去ろうか。どうしようかなぁ?」
「婚約者を亡き者にしないでくれ。」
「嫌だ嫌だと言ってるやつがムカつくのよ。それに自分の婚約者に相応しくないわ。婚約の話は白紙してもらえないかしら?」
「なんでですか?ご両親が持ってきた縁談を断るのかよ。」
「鍛えれば強くなるが、タクトは何でも嫌だ嫌だと言ってるのが嫌なのよ。英雄のマーリス様は嫌でも頑張って下さる姿はいい方ですし。いいえ、笑顔で手伝いもしてくださる優しさ、剣術も魔術もお強いので旦那様にしたいくらい大好きなのですよ。今のタクトは何でも嫌だ嫌だと言ってると恋人も結婚もできるところが一生、友も居ない、恋人も結婚もできませんよ。」
「マーリス様は剣術と魔術が両方できるうえにお強いし、お優しいから好きですね。」
「俺と比べるのかよ。レイミーはなんでそんなに強いんだよ。」
「マーリス様はうちの師匠なんだよ。マーリス様のおかげで剣術と魔術は上達したのよ。マーリス様にお会いしたいわ。」
「私に会いたいって言ってくれるなんで、嬉しいじゃない。久しいな。オリオン・オルファルコンとベーリー。レイミーがいつもの場所に来ないから来てみればオリオン・オルファルコンとベーリーおるからビックリしたぞ。」
「久しいなマーリス。レイミーの面倒を見てくれてありがとうな。」
「マルグス魔王の封印が解けるのが近いせいか『アレキサントル』と『ミギーマイル』が来たぞ。恐らく『ルルゥ』と『ガヴンゼル』が来るだろう。」
「マルグス魔王が復活した後に新たな四天王が生まれる可能性があると思いますが復活ともに戦い始めた方がいいと思うのですがいかがいたしましょうか?」
「そうだなぁ。マルグス魔王の封印が解けた時が決戦だな。決戦はオリオン・オルファルコンと私とクリスティーナと姉のコーランとレイミーの5人で行くか、それで良いか?」
「俺は?」
「タクトは剣術と魔術を教わりたくないんだろう?決戦だと足手まといだから、来なくていいよ。」
「どうしたら参加出来ますか?」
「何でも嫌々と言うの止める事。キツイ、トレーニングに参加すること。皆から信頼える、コミュニケーション取ることができるなら入れる。」
「結構キツイけど、頑張りなさい。」
「はい。決戦が終わったら俺の話を聞いてくれ。」
「今じゃないのね。」
「今の俺じゃ信頼がないから、決戦後なら言えると思うんだ。それまでの間、待っていてください。」
「期待しているわね」
レイミーは不敵な笑みをしながら開けた場所で大きい声を出した。
「『ルルゥ』と『ガヴンゼル』っと言う奴ら、出てきなさい。隠れてるの分かっているんですよ。」
木の陰から魔人が出てきた。
「私達が隠れていたの分かったわね。私はルルゥ。隣はガヴンゼルよ。」
「アレキサントルとミギーマイルを倒したのはレイミー・オルファルコン。お前だな?」
「うちの師匠であり、英雄のマーリス様ともにお相手しましたわ。問題あるかしら?」
「なぜ倒した?暴れるわけがないはずだ。」
「マルグス魔王の封印をしたオリオン・オルファルコンとマーリス・グレイスに復讐しに来たみたいですよ。」
「オリオン・オルファルコンとマーリス・グレイスに復讐だと?」
「ここにマーリス・グレイス様が居ますよ。我らとやり合いしますか?」
「マーリスにたいする復讐したいですし、アレキサントルとミギーマイルの復讐はしたいですねぇ。しかし、聞きたいのですか、オリオン・オルファルコンの子供がいると聞いたわ。知ってるかしら?」
「その話はうちの事だと思います。」
「なんの冗談かしら?」
指を口に触れながら話し始めた。
「うちの名前はレイニー・オルファルコン。言葉で話すより、お相手してもらった方がご理解頂けると思いますよ。」
「そうよね。オリオン・オルファルコンの子供も魔法と剣長けていると言ってましたし。もし、貴女がオリオン・オルファルコンの子であれば強いはずよね。ガヴンゼル。貴方はマーリスを倒しなさい。できますよね?」
「構わねぇが、ルルゥ。小娘相手するのか?」
「そうよ。この子は本当オリオンの子が分からないから私が見極めるわ。ガヴンゼルは暴れたくて仕方がないでしょう?マーリスは強いですし。御相手にちょうどいいじゃないですか♡」
「そうだな。20数年、暴れてなかったからなぁ。ちょうどいい。我慢の限界だから、マーリスを玩具として壊すとするか。」
「マーリス様。」
「レイミー。ガヴンゼルの相手をしますから、ルルゥを倒しておいで。」
「分かりました。倒したら、褒めてくださいね。」
「分かったよ。約束ね。行ってらっしゃい。」
「はい。ルルゥ。御相手、よろしくお願いしまっす。」
ルルゥの足元から尖った岩がルルゥに目掛けて飛び出したが微かに当たった。
「いきなりのご挨拶はビックリしちゃったわ。」
「あらまぁ。驚くのは意外でした。ご挨拶の攻撃で怒りのあまり襲ってきてましたから。それに今の攻撃が効かなないなら思考を変えてみましょう。ルルゥは空中戦も得意として色々と考えながらやらないといけませんね。」
「オリオン・オルファルコの子か疑いかけておりましたが間違いなくオリオン・オルファルコの子ですわね。それに手の内知られていると言え。知識と力を駆使しながら本気で行かせて頂きますね。」
「うちも同様に知識と力を駆使しながら本気で行きます。マルグス魔王の封印の事を話して頂きますからね。」
「出来るならやってみなさい。」
ガヴンゼル、ルルゥ、マーリス、レイミーの戦いはマーリス、レイミーが有利だが、それを見ていた人たちはビックリしてた。
「あんなに戦えるなんで。俺もできるようになるかな?」
「普通に学んだだけで戦えるえない。どんな風に学べばできるのかしら?」
「さすが俺の子だと言いたいが、本当に俺の子か?」
「私とオリオンの子で間違いないけどかなり強くなるなんで聞いてないし、知らないわ。」
ルルゥとレイミーの戦いで激しい接戦していた。
レイミーはルルゥの核をなんとが壊せた。
レイミーはルルゥに聞いた。
「マルグス魔王の封印はすぐに解けるわけ?」
「すぐに解けないわ。10年以内には解けると思うわ。10年でできる範囲は知っているわ。それに魔族四天王だってすぐに産まれるわ。」
「そうね。魔族は強くなるなら人間も強くなるようにしなくてはならくちゃいけませんね。」
「できるかしら?」
「戦争はとうに始まってますよ。次の策を考えるとしましょう。師匠。聞こえましたか?」
「ええ。聞こえてましたよ。レイミー。お遊びは終わりにしてしまいなさい。」
「はーい。師匠。分かりました。ルルゥ。お遊びを終わりしましょうか?」
「最後にひとつ聞いていいかしら?」
「なんでしょう?」
「どうして、詠唱無しで戦えるのかしら?」
「詠唱無しで戦えるのは、熟練の技じゃ無ければ出来ませんよね。自分は努力をしてできるようになりましたわ。」
「血が滲むほど努力してきたのですね。最後に大技で倒させて頂こうかしら。」
「新しい技を使用させていただきますね。」
「新技ですか?面白い。受けて立とう。『ダークネストルネードショット』」
「『ライガートルネードグラッチェ』、『ホーリーシールド』」
ルルゥは黒い球を打ったが、レイミーの『ホーリーシールド』の前で消えた途端にルルゥの横から白いトラが噛み砕いた。
「どこから白いトラが?はっ。」
「気づいたが。そのまま噛み砕け『ライガートルネードグラッチェ』。」
「そうはさせるか。えっ?」
レイミーは白く輝くロープがルルゥの両手を縛り付けて『ライガートルネードグラッチェ』にさらに魔力を込めてルルゥの核を壊した。
ルルゥは身体が崩れ始めた。
「なんで、私の技が消えた。詠唱無しで『ホーリーチェーン』が出ていた。なぜた。」
「技が消えたのは『ドリブルキャンセル』をアレンジしました。詠唱無しで『ホーリーチェーン』が出たのは偶然ですよ。偶然を現実にできるようにしますから。」
「ムカつくわね。何でもできる奴は。ああでも。オリオン・オルファルコンとベーリー・カリウスとマーリス・グレイスは老いたか死んでるとして我々は好機なのよ。だって。いつでも殺せるって事よ。人が殺されてるところを遠くから見てなさい。」
「そうはさせませんし、我々は日々、努力してますから。師匠。終わりました。」
「ルルゥに何しやがった。」
「うわぁ。」
レイミーは左腕で右から左にスライトしたらガヴンゼルの腹に岩が刺さりその隙にガヴンゼルの首を剣で切り落とした。
ガヴンゼルは消えた。
レイミーは魔力きれで座り込んだ。
マーリスは来てスペシャルドリンクを出した。
「ありがとうございます。」
「よく頑張ったね。えらいね。」
「ありがとうございます。もっと最善尽くします。」
レイミーはマーリスのスペシャルドリンクを飲んでいるとレイミーの両親とタクトが駆け寄った
「レイミー、大丈夫か?」
「魔力と体力が切れましたし、疲れました。」
「マーリス様のスペシャルトリングです。飲むとだいぶ楽になります。」
「飲んで大丈夫なのか?」
「成分は魔力と体力と疲労の回復・・・レイミー用に作ってあげてるのよ。作る事はないし、回復させる事は無いんだけど、愛弟子は特別なんだ。」
「師匠、マルグス魔王の対策や倒した後の事を考えませんか?」
「そうだなぁ。マルグス魔王はどう奴か知らないんだもんな。」
「マルグス魔王は強敵だぞ。やる気だけじゃ勝てぬぞ。」
「分かっております。高度な技術や剣術と魔術を磨きます。しかし、昔の剣術と魔術を使いますと防がれる可能性があります。新たな魔術を生み出してマルグス魔王の戦いまでに精度や使いこなせるようにならければいけません。マルグス魔王は勝ちますし、倒しても新たな魔王が生まれると思うので策を練らなきゃいけないと思います。」
「マルグス魔王は力ともに策も講じて来るのか?」
「はい。オリオン・オルファルコンとベーリー・カリウスとマーリス・グレイスは老いたか、死んだかで除外されたと言ってましたし、戦えない人達を殺すと言ってますから、タクト以外の4人で戦わないと行けなくなりました。」
「俺もその戦いに参加できるだろうか?」
「先ほど、嫌々と騒いでいただろう?」
「さっきは戦いは嫌でした。しかし、レイミーとマーリス様が戦う姿を見て俺はこのままだとだと思っている。だから、変わるために俺も参加させてください。」
「変わったら何したいわけ?」
「レイミーに認められたいんです。婚約者として認められるように努力したいんです。」
「はあ?そんなに殴られたいわけ?」
「レイミー、落ち着きなさい。恋だけで努力するつもりですか?」
「レイミーの戦いかたや強さに一目惚れしました。その愛で貫いて見せなさい。レイミー。タクトの違和感は気づいているかしら?」
「戦いでかなり気づきました。ずっと観察と魔力感じてましたが、魔法から呪いに変わってますね。」
「そうだね。呪いがタクトの身体を蝕み始めて死ぬだろう。」
「死にたくないです。助けてください。」
「レイミー。特殊の腕輪を作ってなかったかい?」
「ああ~。魔法の制御と侵入防止の腕輪を予備で3つ作ってました。」
「完成しているかしら?」
「してます。呪いは自分が処理してもよろしいでしょうか?」
「これもいい経験だし、1度は見てるからできるよね?」
「チャレンジさせてください。一気に片付けてみせます。」
「やってみせなさい。やばかったら横からやちゃいますからね。」
「分かりました。・・・あまり荒療治はしたくはないんだけどね。でも、一大事だから、耐えてくださいね。良いですね?」
「お、おう。分かった。」
「失礼。ここだね。『フングレイス』。」
呪文を唱えると同時に胸をグッと押すと身体から黒い液体が出てきた。
出し切るとレイミーはタクトに腕輪をはめた。
「『グレイスフレイス』発動『ノンフレイス』循環せよ。」
キュイインと音ともに一瞬光った後に文字の色が変わった。
「良し。一時的しのぎだけど、辛いけど耐えてね。さて・・・と。あの呪いは丸く渦巻いている姿は禍々しいわ。さっさと片付けるとしましょうか。」
左腕は腰に当て、右腕は呪いに伸ばし、呪文を唱えた。
「『ウェブン・ビル・グレーション』。」
呪いはレイミーの手の平に小さい四角い箱が出てきてそこに吸い込まれ、顔の前に近つけると砂のようにサッーと消えていった。
レイミーは苦しむタクトに近つき、背中を手を当てた。
「『リラクゼーション』、『ドレース』。これで楽になるわよ。今、辛いでしょ?このまま気を失って良いわよ。部屋まで運んであげるから。」
「す・・みま・・せ・・ん・・・。」
タクトは四つん這いで苦しみから楽になった途端気を失った。
レイミーはタクトを仰向けにして、呼吸と脈拍を図ったが正常だったから一安心していた。
「レイミー。今、辛いだろう。休みなさい。」
「お気遣いありがとうございます。マーリス様。自分は辛いですが、耐えられる範囲です。」
「ひと休みしたらお家に帰ろう。」
「はい。分かった。」
レイミーの両親はレイミーに近つき心配していた。
「マーリス。レイミーは何したんだい?」
「レイミーはタクトの呪いを解いた後、『リラクゼーション』と『ドレース』を使っている。」
「『リラクゼーション』と『ドレース』を使っているのか?」
「『リラクゼーション』と『ドレース』を使っているとしたら、レイミーに負担が掛かるわね。」
「父さん、母さん。負担が掛かるのは承知でやってます。この事は自分の口から言います。」
「『リラクゼーション』は一時的に楽になるが、『ドレース』はかけた者が解除しない限りそのままだぞ。そこはどうするつもりですか?」
「時期が来たら解くつもりです。今、解くとタクトは魔力に耐えられずに死にますし、フィアンセを連れて来た意味がなくなりますよ。」
「未来のある彼を死なせたくは無いが、レイミーは『ドレース』しているとは言え、レイミー自身の身体は辛くはないのか?」
「辛いですが、マーリス様の指導に比べて苦ではありません。それに悲鳴を上げていたらマーリス様に近づく事が出来ませんから。自分はタフじゃないと生きてはいけませんよね?フフフ。」
「マーリス。どんな指導すれば強い子になるんだ?」
「レイミーの希望よって指導したまでだよ。」
「レイミー、そうなのか?」
「父さんと母さんに教えてもらった事は感謝しております。しかし、1人で生きていく力が欲しくてマーリス様のように生きていきたいので、弟子入りを懇願したのです。」
「こんな自由奔放のとこが良いんだか?」
「はっきりと言わせて頂きますけど、勉強ばっかりで子共らしい生活過ごしてこなかったせいで、いじめや嫌がらせ受けてきたの。それて悪に染まる前にマーリス様に出会い、助けて頂いたから悪に染まらずにいられたし、自由な生活が出来てるの。マーリス様に感謝と尊敬してるの。」
マーリスはレイミーの肩に手を乗せ話し始めた。
「レイミー。私がここから話をするからお家に帰っていなさい。」
「ん~・・・分かりました。美味しい料理を作って待ってます。」
「理解してくれてありがとう。タクトは頼みましたよ。」
「任せください。失礼します。『フィユウ』、『ミラクルミラー』。」
息を吐くとタクトは中に浮き、黒い鏡が出て来た。
レイミーの両親は制止をかけるが止まることなく入っていった。
「オリオンとベーリーここでレイミーの事を話さなければいけない。」
「我々、グリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチが気になっていた事もある。」
「レイミーが闇属性なのが気になっているんだろう?」
「嘘よ。レイミーが闇属性なはずはないわ。」
「『フィユウ』と『ミラクルミラー』はオリジナルではないんだ。」
「確か『フィユウ』と『ミラクルミラー』は闇属性しか出来ないはずだ。マーリスは知っているのか?」
「ああ。過去・・・出会いから話した方が良いかなと思う。」
「過去から話されても困るわ。」
「闇属性や、闇落ちは出会ってからしていたぞ。」
「嘘よ。」
「なぜ、国外で暮らしている?闇魔法使える?闇属性なのた?」
「オリオンとベーリーが他の子と関わる事をさせずに勉強とトレーニングしていただろう?それで嫌気刺していたのとそれと重なり虐めが重なり悪に染まって行った。私と出会った時は人を殺める所だったぞ。」
「嘘よ。そんな事をしないはずよ。」
「レイミーの身体の長袖を着ている理由は何だと思う?傷痕を隠している証拠だよ。聖なる儀式『ファーナル』から拒絶受けただろう?」
「それは・・・。」
「『選別の剣』は黒かったのはなぜた?親を嫌っているのはなぜた?反抗期ではないからな?」
「我々の教育方針が嫌だったからか?」
「やり方を間違っていたからだ。戦いでも闇の技も使って戦っていた。その目で見てどう思った?」
「確かに闇魔法を使っていたから間違いなく闇属性だが、育て方は間違っていないと信じでいる。」
「話にならないから、レイミーと関わる事したら魔族や魔王になるから今後関わらないように。」
「親して心配だから会いに行きたい。」
「育てかた間違っていた事を認めない限り無理だろう。」
「すぐには難しいがまずはあれこれ口出さない、家に帰れらせる事しない。レイミーの自由にさせる。」
「あなた。」
「親子の縁を切られては困るからな。」
「レイミーに口を出さない事、家に帰らせる事しない、レイミーの自由にさせると言えますか?」
「約束しよう。マルグス魔王の配下や新たな魔王になられては困るからな。ベーリー。レイミーを自由にしてあげよう。子離れしないといけないようだ。」
「でも。」
「マーリスがいなければ人を殺めていたし、マルグス魔王の配下や新たな魔王になっていた。光魔法も含め全ての魔法も使える。これ以上、関わるとなる可能性があるからな。マーリスに任せとけばいい方向に向かうだろう。」
「レイミーはマーリスに悪影響を受けるんじゃないか不安だわ。」
「それはないですよ。戦い方だけではなく仕事や生活を教わってたらしいですよ。」
「仕事や生活を教えてなかったから結婚しても困るのはレイミーでしたよ。」
「我々、グリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチはレイミーを見てきましたが善悪を学んでいたぞ。剣術と魔術の使い方によっては善悪が別れるがそこは教えてないだろう?」
「教えていたわよ。正義は何かまで。」
「暴力や殺す行為は善とし、正義と思っている事は正しいことだと思いますか?」
「それは・・・どこで育て方を間違った?私達は間違っていないわ。」
「ベーリー。人と関わりをさせなかった、虐めを知らなかったとは言え、話も聞いてもやれず、遊んで学ばせればよかった。家事もやらせなかったがマーリスとグリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチが関わっているから完全に落ちる事は無い。」
「そう。レイミーに自由でさらに強くなるなら、見守るしかないですね。ミツナも魔族と戦えるようにしなさい。」
「嫌だね。姉さんのように自由に行きますから。」
「ミツナはレイミーのところで暮らしてみない?」
「姉さんの所で暮らせるの?」
「レイミーには話とくけど、やる事は分かってるよね?」
「自由に暮らすってどういう意味かを考えます。」
「分かっているならいいとしましょう。ミツナ。レイミーに責めるのはダメですよ。」
「分かりました。」
みんなはレイミーの家に行くとレイミーは悩みながら肉の加工していた。
「レイミーはヤックルバードの肉の解体かい?」
「・・・・マ、マーリス様。お、お帰りなさい。お食事の用意してあります。」
「ヤックルバードの肉は大きいねえ。」
「成獣の雄で3歳くらいです。良い物を食べるのと戦い経験はないせいか非常に柔らかいですよ。」
「年齢によってはうま味が変わるんですよね。」
「若いですが味はどうでしょうね。数日間の食事用で切り終えてますが、本日の夕食はどうしようかなぁと考えておりました。」
「親子丼は作ってくれるかな?」
「野菜は多く買ってしまったし、出汁の在庫あったし、胸肉は微妙だがなんとがなるわね。マーリス様のリクエストをお応えしますね。」
「我が儘を言ってごめんね。」
「マーリス様のリクエストは言ってくださるのは珍しい事なのでいいのです。」
レイミーは作業を早めに終わらせた。
「多めに切ったブロック肉をしまって終わり。タクトに食事を持って行かないと。」
「タクトは目は覚めたの?」
「1時間前に目は覚めたわよ。しばらくはベットからは動けないわよ。」
「タクトは魔力暴走ししてるのか?」
「いいや、してませんよ。魔力調整しましたが、ただの筋肉痛ですね。1日はきついだけですね。」
「会いたいんだが良いか?」
「いいですよ。暇していると思います。グリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチはお昼ご飯はどうしましょうか?」
「そうだね。もも肉を1本の半分くれるかな?」
「それでいいんですか?」
「ヤックルバードのもも肉は歯ごたえも良いし魔力回復するんだよ。」
「カットしてあるので皿に盛りますね。」
「ありがとうございます。食べたら帰るね。」
「分かりました。お気を付けくださいね。」
レイミーはカットしたヤックルバードのもも肉を出した。
「新鮮でおいしそうだわありがとうございます。頂きます。」
「召し上がれ。マーリス様。案内いたします。」
「ありがとう。案内してくれ。」
レイミーはタクトがいる部屋に案内して入った。
「タクト。調子はどうだい?」
「レイミー。筋肉痛が酷いし、魔力調整はなかなか難しいな。」
「そう。初めてはうまくいかないものよ。毎日、魔力調整は続けなから暮らしていくし、戦いもしなくてはいけないのよ。」
「魔力調整はいつまでやるんだい?」
「死ぬまで続けます。」
「長いね。」  
「長いとは言え習慣化すれば苦ではなくなりますか、使えるようになれば自分の使える魔力増やしたり減らす事もできる。戦いでへばる事はないし肉体強化出来ちゃいます。」
「本当か?」
「本当よ。さっきの戦いでは自分の使える魔力増やしたり減らす事やりながら肉体強化してたし。それで剣術と魔術を駆使していたわよ。」
「納得したよ。魔力調整してなかったら勝てなかったですよね?」
「実力もあるけどね。食事を持って来るから魔力調整を続けてね。」
「分かりました。」
レイミーは部屋を出た。
「ねえ。タクト。ちょっと良いかな?」
「何でしょうか?」
「タクトは今後はどうするつもり?私達のところで修業しない?」
「いいえ。オリオンさんとベーリーさんのお誘いは嬉しいですが、レイミーの過去を聞きました。自分も同じことをするかと思うと耐えられそうもありません。マーリス様とレイミーのところで修業します。マーリス様とレイミーの戦いでレイミーの事が恋愛感情が出てしまいました。そばで学び、レイミーが好きになれる男前にならくていけないと意地が出来ました。なので誘いを断らさせて頂きます。」
「婚約者として無理やり連れて来た責任あります。良い報告聞けるように待ちますのでしっかりとやってきなさい。」
「はい。」
ノックしてレイミーが入ってきた。
「何このムード?何があった?」
「タクトはレイミーの事が恋愛対象として好きなんだって。惚れさせると息巻いているよ。どうするつもりだい?」
「ほぉー。好きかぁー。頭までいかれたか。」
「俺は本気だからな。」
「はいはい。クリーミードリアをさっさと食べて魔力調整を今日中にできるようにしちゃいなさい。」
「頂きます。・・・美味しい。宿の味だ。すごく美味しいよ。」
「フリミア宿で十数年は家事を教わったからできるようになった。父さんも母さんも剣術と魔術しかやってはいけないこと言われて将来が不安になるわよ。」
「私達が預けてる間に習ったわね。レイミー。」
「魔術も料理も基礎基本は大事だもんね。出来て同然よ。」
「レイミー、ここで暮らすが剣術と魔術だけでなく家事も教えてくれるか?」
「分かりました。厳しく教えるからね。」
「レイミー。『選別の剣』はあったよね?持ってこれる?」
「今、出します。」
アイテムボックスから『選別の剣』を出した。
「こちらをどうしましょうか?」
「タクト。鞘からに抜いてみて。」
「これが『選別の剣』?」
「刀の色が変わる。」
「変わると良い事はあるのか?」
「得意とする魔術が分かる。自分用だから、あげたり、紛失しないように。」
「貴重な剣なのか?」
「その剣は人を選ぶからね。」
「そうなのか?」
「『選別の剣』っていうくらいだしね。」
「何も言わずに抜きなさい。」
「は、はい。」
タクトは『選別の剣』をシャーと音ともに剣が抜けた。
刀の色がグレーから純白の色になった。
「純白の色だね。」
「光属性だね。いろんな輝き見えるから全部の技使えるよ。」
「見えるの?」
「『選別の剣』持ってるから見えて同然でしょう。自分は漆黒の色だ。」
レイミーも『選別の剣』抜いた。
レイミーも『選別の剣』は漆黒の色だった。
「黒い。でもなんかキラキラと輝いている。」
「同然だ。全部の技使えるが闇属性が得意だ。折れる事も欠ける事も錆びる事ないが、剣を1本渡しとく。」
「古いのがあるが、なぜ渡そうとしてくれるの?」
「刃こぼれが酷いのよ。それにヤックルバードの首切り落とした時に完全に折れたでしょう。」
レイミーは『選別の剣』を鞘に納めてアイテムボックスから剣を出した。
「この剣は『双子剣』と呼ばれる品物だ。『選別の剣』と同時に生まれたから、そう呼ばれている。うちも『双子剣』と『選別の剣』は持っている。タクトも持って使用しなさい。」
タクトは『選別の剣』を鞘に納めてレイミーから『双子剣』を受け取った。
「『選別の剣』と『双子剣』の選ばれし子よ。よくぞ抜いてくれました。」
「誰ですか?」
レイミーたちの前に光の中から2人の女性が出てきた。
「私は戦いの女神、ミッシェルと申します。」
「私は勝利の女神、シャーリーと申します。」
「戦いの女神様と勝利の女神様・・・初めて見た・・・いや、双子女神様がなぜこちらに?」
「私達はこの世界をお作りなった創生神、マルピス様の代わりに依頼しに来ました。」
「依頼ですか?」
「はい。単刀直入に言います。マルグス魔王と魔族を倒してもらいたいです。」
「マルグス魔王を倒せるのは『選別の剣』と『双子剣』の選ばれし子しかいないんです。」
「自分とタクトがですか?」
「はい。レイミーは使いこなしてるようですがタクトはレイミーとマーリスに教えてもらいなさい。」
「は、はい。」
「聞きしてもよろしいでしょうか?」
「なぜ、レイミーとタクトは選ばられたのと、名前ご存じなのでしょうか?」
「名前はお話しをした時に知ったのとレイミーは神社に住みついていた魔族を3体を颯爽と倒してくれたのよ。」
「レイミー。なんで話してくれなかったの?」
「話しをしたところで信用されない、おかしくなったと言われるのは目に見えている。7年前の話ですよね?」
「私と出会って7年経つが私と出会う前に『選別の剣』と『双子剣』手に入れたという事か?」
「『選別の剣』と『双子剣』を頂いた翌日に出会ってます。」
「私と出会ったその日にここで暮らし始めたんだよね?」
「強引に連れてこられた気がします。」
「マーリスが強引に連れて来なければマルグス魔王と魔族を倒してもらう話が出来ませんでした。」
「善悪の区別できて良かったと思います。『選別の剣』と『双子剣』を預けた意味がないですし。」
「マーリス様に出会いがなければ悪に染まりきってました。闇から救い出しでくれたマーリス様に感謝しているんですよ。」
「『選別の剣』と『双子剣』から見ていましたが、マーリスは自由に過ごしてますが、しかし、指導の方は、良い指導しておりますね。レイミーとタクトの指導をお願い致します。」
「お任せください。2人は正しい道に進めるように指導します。」
「レイミーとタクトはマーリスの指導をしっかりと受けるように。」
「仰せのままに。」
「それは困ります。マーリスだと良い人生になるところが自由奔放の人生で後困るのは2人になると思います。」
「マーリスの自由は範疇ないだが、オリオンとベーリーの場合は厳しく、監禁するからレイミーみたいに犯罪を犯す者や生き方が分からぬ者になるからダメだ。だから、マーリスに一任する。」
「オリオンとベーリーはレイミーみたいに厳しく、監禁するから弟子を取るのダメだから。」
「そういわれましても、ミッシェル様、シャーリー様」
「ダメな物はダメです。レイミーみたいに苦しめたいわけ?していないつもりでも実際に苦はしんでる人はいるんですよ。レイミーはそうとう苦労と苦痛味わって生きてきた。」
「ミッシェル様、シャーリー様それだけでないんです。入ってしばらくしては父さん母さんから去るんです。自分みたいに厳しく、監禁するんです。『あなた方のやり方に着いていけない。』と言って去るんです。だから、弟子を取るのは止めて頂きたい。」
「レイミーもオリオンとベーリーの修行もきつかったでしょう?」
「きつかったレベルじゃないです。何度、死にかけた事か。何度も言います。弟子を取るのは止めて頂きたい。と。」
「レイミーが言う位です。そこを理解した方が良いです。」
「レイミーがそこまで言うなら手合わせ願いたい。」
「なんででしょうか?」
「レイミーがマーリスに教育受けているならどんだけ落ちぶれたか見てやると言っているんだ。」
「マーリス様、制限の方を解いても良いのでしょうか?」
「ダメです。魔力のコントロールでき始めてるとは言え、本気でやれば死ぬから手加減しなさい。」
「ん~。手加減は難しいですね。本気で殺しに行ってたし。」
「今回の課題として手加減を覚えるです。」
「やってみます。」
「マーリスは自由奔放だから、レイミーは弱くなったんじゃないか?」
「あらまぁ。痛い目に遭わないとダメかしら?」
「んだとー。」
「マーリス様。審判して頂きますか?」
「分かりました。やりますよ。」
「私達は見学させてくださいね。」
「俺も見学させてください。」
「構いませんか、面白くはないと思いますよ。」
「初めて会った時より、さらに強くなってるから大丈夫だよ。自分を信じて。」
「ありがとうございます。勘張ります。場所を変えましょう。ここだと狭すぎるし、戦えないですよね。」
「亜空間にしますね。」
ミッシェル様が言うとシャーリー様が白い空間が広がった。
「ここなら、思う存分戦えるわ。レイミーは実力発揮できるわね。」
「ミッシェル様、シャーリー様、ありがとうございます。剣じゃ危ないから、木刀でやりましょう。」
「木刀じゃあ、つまらんがミッシェル様、シャーリー様の前じゃ流血は良くないと言う理由か?良いだろう。その代わり思う存分、ボコボコしてあげよう。」
「再戦はしませんよ。後、負け惜しみしないでくださいね。」
「フン。するもんか。レイミーもするんじゃないぞ。」
「さっさと位置についてくださいよ。さっさと終わらせたいので。」
「何でだ?」
「明日、街に行って納品したいし。」
「生きていればできたかもな。」
「マーリス様、号令をお願い致します。」
「準備は良いですか?ルールは殺しは無し。危険行為は負けとする。良いですか?」
「了解。」
「厳しいルールだが、再起不可能するまで。」
「試合始め。」
「『サンダーロード』。」
レイミーは雷まとった途端、オリオンの背後に進んだ後、オリオンは倒れた。
「レイミー。これでもくらえ『ライトパレット』」
「『ダークフラワー』」
ベーリーは光る石を飛ばしたがレイミーの大きく黒い花が光る石が吸収された後、黒い石が出て来てベーリーに飛んでいった。
黒い石がベーリーにあたり、気を失った。
「手加減をしてもこんなものか?突っついた程度で気を失なわれても困るんだけどなあ。」
「初めて教えた技を使ったのか?上手にできたな。」
「ありがとうございます。英雄と呼ばれる2方たどお聞きしたからお強いと思いましたが強くないのでガッカリしてしました。」
「20年位は弟子を取る事でそれ以外の事はおろそかになっていたんだろう。レイミーもああなるなよ。」
「女だらしに言われても説得ならないですよ。」
「レイミー以外の女性は口説いてないから。」
「それでも口説いてこないでください。まだ戦い足りないわ。」
「少しお相手しましょう。ミッシェル様とシャーリー様が望む演武じゃなかったようですし。私が一肌を抜こうじゃないか。」
「師匠がお相手してくださるんですか?とても嬉しいです。」
「マーリス、レイミーはほどほどにしてくださいね。」
「はい。分かりました。父さん、母さんはいつまで寝ていますの?」
「いてて。うちらが邪魔って事か?」
「はい。そこで寝てると踏みますよ。」
「見学させてくださる?」
「良いですよ。見たいならどいてくださる?」
「分かった。とくから待ってくれ。」
「マーリス様、ルールは木刀が壊れるまでにしますか?制限時間を設けますか?」
「制限時間にしよう。木刀が壊れるまでだと何時間もやれるでしょう?」
「ウォチッン使いますか?」
「魔力はそんなに使わないし、時間は確実だから使うか。」
「時間は90分でよろしいでしょうか?」
「90分で大丈夫だよ。さあ、セットして始めようか?」
「闇の力を使っても良いですか?」
「良いですよ。モンスターに実践して学んできましたし、自我を保つトレーニングをしましょう。90分で確実に自分の物にしなさい。」
「分かりました。やってやります。木刀は加工してあります。ちょっとやそっとじゃ壊れませんよ。」
「魔力も込めやすくしてあるんだな。それじゃあ、行くぞ。」
「はい。」
「始め。」
かけ声と共に時計の針が動き始めた。
「レイミーの様子がおかしいわ。」
「髪色や目の色や服装が変わっただけじゃなく雰囲気が変わった?」
「あれが『選別の剣』と『双子剣』が持つ者の真の姿。それにレイミーは闇落ちしているから、あんな姿になっているんですよ。」
「ミッシェル様、シャーリー様。俺自身も真の姿になれますか?」
「『選別の剣』と『双子剣』が持つ者の真の姿は持つものによって姿も変わるわよ。変わりたいならレイミーにヒント得ると良いよ。レイミーは自力で姿を変えたんだよ。技も自力で作り、使ってるんだよ。」
「レイミーに真の姿や新しい技を使い方を教わろう。90分ですごい戦いが見れるとは思わなかった。」
「レイミーはカッコイイでしょう?」
「はい。初めて戦いをした時から好きになりました。あまり褒めないですけど、褒めてもらえるように頑張りたいですね。」
「憧れの人になったんだね。」
「憧れであり、目標の人になりました。」
「頑張りなさい。」
「はい。」
90分間、レイミーとマーリスの激しい攻防戦を広げていた。
レイミーがマーリスに攻撃を仕掛けた時にウォチッンのアラームがなり、レイミーは舌打ちしながら攻撃を止めた。
「残念。攻撃が届くと思ったのになぁ。」
「ここまで攻めてこれたのはさすがですね。マルグス魔王と魔族は強く、倒すのは難しいですが、経験と知識を積んでいきましょう。」
「分かりました。マーリス様。今後のご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。」
「お互い頑張りましょうね。」
「はい。」
「良い戦いでしたよ。レイミーは『選別の剣』と『双子剣』の真の姿『グルフェイン』になれましたね。」
「『グルフェイン』に呑まれずに戦えたのかしら?」
「感じたんです『使いこなしてみろ』っと。だから、使いこなせるか不安でしたか、今は肉体疲労が酷いです。」
「『グルフェイン』は初めて使ったのかい?」
「『グルフェイン』は初めて使いました。『選別の剣』と『双子剣』は嬉しそう言うか、楽しそうに感じたんですよね。」
「『選別の剣』と『双子剣』が放つ技と言い剣術はいつもより多く、激しかったわね。」
「『選別の剣』と『双子剣』と『グルフェイン』は意識持って行かれそうになりましたが、根性で乗り切りました。」
「『グルフェイン』を使いこなせるように努力します。」
「できるように応援してるわ。」
「ありがとうございます。」
「レイミー。レイミーみたいに『選別の剣』と『双子剣』と『グルフェイン』を使いこなしたい。どうすれば使いこなせるんだい?」
「『選別の剣』と『双子剣』と『グルフェイン』を使いこなせるようになりたい?『選別の剣』と『双子剣』を抜くのは拒否されずに抜けたが剣術と魔術が使いこなせるようにしないといけないし、信頼関係がないと『グルフェイン』の声も聞こえないしなぁ。」
「俺が剣術と魔術覚えながら『選別の剣』と『双子剣』と信頼関係を築かないといけないのかぁ。」
「マーリス様と自分が剣術と魔術を教えます。自力で信頼関係を築きなさい。」
「不安ですが頑張ります。」
「『選別の剣』と『双子剣』を起こしましょう。」
「起こす?どういゆう事でしょうか?」
「『選別の剣』と『双子剣』は抜けてもただの剣でしかないんです。『選別の剣』と『双子剣』を完全に自分のものにしないと『グルフェイン』にもなれないんだ。」
「オリオンとベーリーになるだめにどうすればいいんだ?」
「難しい事ではありません。『選別の剣』と『双子剣』の刃に自分の血液と魔力と意思を流し込むんだ。注意で、刃が熱くなるが刃が変わるまで手を離すなよ。『選別の剣』と『双子剣』の契約になるんだ。」
「今やっちゃいます。魔法陣に血と指をつけたまま魔力と意思を流し込む。熱い。」
「魔法陣と刃が変わるまで手を離すな。」
「お、おう。」
刃の上に魔法陣があり、右親指の腹部分を切り魔法陣に切った右親指の腹部分を乗せ、魔力と意思を流し込み始めると色が変わり始める。
「熱い。」
「変わるまで耐えなさい。」
「お、おう。」
魔法陣が七色になり刃が変わった。
「タクト。お疲れ様。変わったから、もういいよ。」
「剣がグレーから白色変わった。」
「白は光魔法がメインに使いこなせるようになったよ。」
「闇の力も使えるも使えるのか?」
「負担が関わるが使えるよ。」
「明日から教育お願いします。」
「お互いに頑張りましょう。」
「はい。」
お部屋に戻った。
「レイミー、タクトはマルグス魔王と魔族を倒すのは10年と言ってるが時間があまりない事覚えといてね。」
「短期間で仕上げます。この世界の運命は我々が守ってみせます。戦いの女神、ミッシェル様と勝利の女神、シャーリー様ご加護頂い
た以上の活躍をさせていただきます。」
「期待しているよ。」
「レイミーとタクトに期待しているから頑張ってね。」
「ミッシェル様とシャーリー様のお期待答えられるように努力いだします。」
「まだ来るね。」
ミッシェルとシャーリーは光に包まれた消えた。
「マーリス様、タクト、お疲れ様でした。」
「レイミーもお疲れ様。オリオンとベーリーはレイミーが2人から力を磨いていたのは分かったか?」
「自由を入れただけで強くなんで認めたくないわ。」
「違うぞ。やり方を変えただけで強くなったんだ。オリオンとベーリーのやり方が合わなかったんだ。」
「相性が悪かったの?認めたくないけど、レイミーがあんな生き生きと戦いをされると我々はレイミーを手放さなければいけないのは辛いじゃない。」
「レイミーは今は会うのもやり方も許さないだけ。レイミーが会いに来る日まで反省しなさい。」
「10年はマルグス魔王と魔族を倒すダメのトレーニングの準備期間にするよ。」
「時々は覗き込む位ならいいんじゃないかな?]
「気が向いた時に覗くわ。あなたも良いわよね。」
「そうだなぁ。マルグス魔王と魔族を倒さなければいけない。我々も修行しないと間に合わないな。」
「明日に朝に出ましょう。」
「そうだな。レイミー。一晩お世話になります。」
「泊めるのは今晩だけですよ。」
翌朝、オリオンとベーリーは出発えした。
タクトが『選別の剣』と『双子剣』を使い始めて半年で『グルフェイン』になった。
「タクトの髪色が白髪に瞳の色が七色。七色のラインが入った白い鎧・・・。カッコイイ。」
「レイミーだって髪色が藍髪に瞳の色が灰色。七色のラインが入った黒い鎧もカッコイイですよ。」
「このままの姿で維持つつ剣術と魔術をやるよ。やるよ。」
「お願いします。」
9年経つころ、マーリスはレイミーとタクトとオリオンとベーリーとクリスティーナを呼んだ。
「マーリス様。マルグス魔王と魔族ついて話でしょうか?」
「時期が来たのよ。私、マーリスとレイミーとタクトとオリオンとベーリーとクリスティーナとレイミーの友達のグリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチのメンバーで行く。何か言いたい事はあるかしら?」
「クリスティーナは姉のコーランをやれ。」
「どういう意味?」
「情報によると姉のコーランはマルグス魔王の配下である魔族が操っている事が分かった。クリスティーナはどうしたい?」
「姉さんを助けたい。姉さんを助けてください。」
「姉のコーランもクリスティーナも国も街が助けなかったが事による魔族に目を付けられこのような話は珍しくはない。」
「確かにそうですね。それで?」
「マルグス魔王の封印解いている途中と言えば分かりますか?」
「解けたらやばいな。」
「呪術は解き方も分かっている。」
「私の姉、コーラン姉さんは助かるんですね?」
「呪術式は古いタイプだから、助かりますが、だが、呪術がかかっている人数が数百人以上はいると見込んでいます。解いた所で行き場がないのが問題なのです。」
「そこは私の業務の1つだ。そこは私に任せてくれませんか?」
家に入ってきたのはヒルセイユ王国の国王陛下だった。
「ヘルゼウズ国王陛下。」
マーリスとレイミーとタクトとオリオンとベーリーとクリスティーナは立ち上がり、頭を下げた。
「頭を上げてください。私が勝手に上がってる事もマルグス魔王と魔族の退治を自らからやって頂いている事に謝罪をしないといけないんです。」
「ヘルゼウズ国王陛下・・・。呪術がかかっていた人数が数百人以上はどうするつもりでしょうか?」
「ヒルセイユ王国のウィルムット地区に迎え入れるつもりです。」
「そうですか。迎え入れていただきありがとうございます。」
「マルグス魔王は強いよ。どうするつもり?」
「核に守りいれてる可能性あるわ。確実に長期戦になるわね。でも、作戦は考えてますし、相棒の教育や協力プレイはできでます。」
「そうか。我々はどうしましょうかね?」
「外で待機していただけますか?外から指示を出しますので。」
「分かりました。邪魔をしないようにしますね。」
「お願いします。」
レイミーは飾りが大きいペンダントを渡した。
「真実の愛雫をいざという時に使いなさい。」
「こんな貴重なペンダントを頂いちゃっていいの?」
「このペンダントは強い気持ちに反応するように作ってあるかしらクリスティーナは難しいかもしれないけど、叶うように努力をしてね。」
「分かりました。叶えてみせます。」
「明日の朝にマルグス魔王の城に乗り込みます。準備をしてください。」
「分かりました。みなさんに魔族について話しとかないと思いまして。」
「魔族がどうしたんだい?」
「魔族はマルグス魔王に魔力を吸われ一時的に弱くなっております。倒すなら明日がいいかと思います。後、操られている者はこの『強制キャンセル薬』と言う液体の薬を飲ませてください。」
「『強制キャンセル薬』かー。効果は?」
「全ての技・精神攻撃そうですね分かりやすく言いますと魅惑や操りみたいな技を勝手にキャンセルしてくれる薬です。強力なので、少しでものめれは解けるかと思います。」
「我々。兵士たちにキフトないかな?」
「当日に肉体強化します。後、食事の提供はいかがでしょうか?」
「肉体強化はありがたいですが、食事の提供してもらって良いんでしょうか?」
「5千人分は用意はできております。増やしたりすることも可能です」
「そんなに用意はしてくれてあるんですか?ありがたい。戦いを終えた兵士たちが空腹帰らせてしまうのは申し訳ないんだよね。しかし、今から用意じゃ間に合わないんじゃないかな?」
「豪華な料理ではありませんが簡易で申し訳ないんですか、親子丼とひよこ豆のスープを用意しています。」
「配膳はみんなでやればいい。」
「ありがとうございます。準備があるので失礼します。」
「色々ありがとうございます。ミスしないようにしてね。」
「はい。失礼します。タクト行くよ。」
「あいよ。」
レイミーとタクトは席を外した。
「あの若い2人にマルグス魔王を倒すという重い責務を背負わせてしまったな。」
「レイミー、女の子は私の話を聞いてマルグス魔王を倒すダメに私の所で修行をして長いですが、彼は9年ですが、まだまだ成長段階ですが、彼女と彼の2人ならマルグス魔王を倒せるでしょう。」
「なぜ断言できるのだ?」
「2人は聖剣を抜いた。聖剣を使いこなせるようになっている。」
「『選別の剣』と『双子剣』を抜いて使いこなせるようになったのか?」
「勝ち目はこっちにあるだろう。」
「実戦使ってないから不安だ。」
「四天王や強い魔族と戦っているし、レイミーとタクトと私で組手をしてきているから相当強いですよ。」
「9年前に娘のレイミーに手合わせをしましたのよ。私とオリオンがボロボロにされましたの。かなり鍛えていて頭の回転も早いから任せても良いかも知れませんね。」
「勝てたら褒美を与えないといけませんね。」
「自分の事より街の事を考えてと言うでしょう。」
「マルグス魔王の事を考えないといけませんね。王国に戻ってこの事の会議にしないといけないので失礼します。」
ヘルゼウズ国王陛下はヒルセイユ王国に戻って行った。
「レイミーとタクトはとこで何をしているのでしょうか?」
「2人は研究室で荷物を詰めてるよ。覗き込む禁止されているから除いた事はないんだ。」
「そうか。研究室は覗き込まれるないように注意して薬や薬草の研究や調合してあるんだな?」
「タクトは補佐で入れてるらしい。」
「1人で生きていけるように指導しているんです。後、マーリス様。明日の相談で戻りました。」
「どうしたんだい?」
「薬の事なんですか、よろしいでしょうか?」
「いいよ。言ってこらん。」
「はい。怪我用のハイヒール、異常回復のビオレーン、体力と魔力回復のハイヒース以外の液体はないですか?」
「大丈夫だが、多めに持って行きなさい。」
「はい。多めにアイテムボックスに入れてあります。」
「明日に備えて休みなさい。」
「はい。マーリス様。失礼します。」
翌朝、マーリスとレイミーとタクトとオリオンとベーリーとクリスティーナとレイミーの友達のグリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチのメンバー向かうと武装したヘルゼウズ国王陛下と兵士たちが4千は来ていた。
マーリスとレイミーとタクトとオリオンとベーリーとクリスティーナとレイミーの友達のグリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチたちは兵の数にに驚いていた。
「随分と優雅に来た者だな。」
「時間や待ち合わせ場所の指定をしてないのによく来られましたね。」
「戦場は朝から攻めるわ。」
「お元気でなによりですわ。それでは皆さんに肉体強化を施します。」
「『仲間に肉体強化を施したまえ。』」
マーリスとレイミーとタクトとオリオンとベーリーとクリスティーナとグリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチとヘルゼウズ国王陛下と5千の兵士たちに肉体強化された。
「皆さんに肉体強化が終わりました。タクト、『グルフェイン』になれるしときましょう。」
「レイミー、タクト、マーリスは先陣を取れ。そのままマルグス魔王を倒しに行け。レイミー、タクト、マーリス以外の我々は魔族を倒しつつ捕まった人を保護するからマルグス魔王ところで暴れて来なさい。」
「はい。分かりました。行きます。『抜刀』」
レイミーとタクトは扉を『選別の剣』と『双子剣』切り、大きい声出した。
「前進。勝利と救い人を我々の手でやるぞ。」
皆は雄叫びともに入っていた。
クリスティーナと姉のコーラン巡り合えた。
クリスティーナは姉のコーラン強い気持ちで叫ぶと真実の愛雫が光だし姉のコーランの操りが解け倒れた。
「コーラン姉さん」
「クリスティーナ。ダメな姉さんを許して。」
「コーラン姉さん。一緒にやり直しましょう。2人でやっていきましょう。」
「馬鹿な姉さんで許して。」
「動けるようになったらやりたい事をやりましょう。」
「2人で見つけてやろうね。」
「はい。」
レイミー、タクト、マーリスはマルグス魔王と会った。
レイミーとタクトはすぐに『グルフェイン』になった。
「女よ。オリオンとベーリーの面影あるな。」
「我が名はレイミー・オルファルコン。オリオンとベーリーの娘だ。」
「オリオンとベーリーはどうしている?」
「魔人退治してもらってます。」
「そう。3人が相手してくれるのか?」
「メインは自分と彼だよ。マーリス様はサポートしてくださるのよ。今日は絶対に死んでもらいます。」
「『選別の剣』と『双子剣』持っていても効果を発揮する力は出し切っていない。『グルフェイン』なり切れてない飾りしかない。だから、勝ち目はないんだよ。」
「やってから言って頂きたい。」
激しい戦いを始めた。
マルグス魔王魔力と力が弱くなったところをレイミーとタクトはマルグス魔王を大の字にねっごろかし、チェーンで縛り上げ、『選別の剣』と『双子剣』をマルグス魔王の核に刺さった。
「『ブラックストリーム』」
「『レインボ-サンダー』」
雄叫びともに消えかかっていた。
「タクト、このまま魔人とこの城を消そう。」
「あの技を使うのか?」
「魔人が新たな魔王うませたくないし、人を襲わせないダメにここを草原にしちゃいんだ。」
「捕らわれた人は草原に投げたされるが大丈夫なのか?」
「ヘルゼウズ国王陛下と5千の兵士たちや私の友達を信じる。」
「しかない。さっさと片付けるぞ。」
「ありがとう。この城と魔族を片付けるとしましょう。」
「みんなで一緒に朝日を見よう。」
「始めよう。」
「おう。」
「城の破壊『ガラッタ』」
「魔人の崩壊『クイット』」
魔人が次々と身体が崩壊と共に死んでいった。
城が崩壊していき兵士と捕らわれた者たちはゆっくりと地上に降ろされた。
「『クォーラン』」
レイミーは魔術をかけると魔性の霧や草木がが消えた。
「草木の前に捕らわれた者たちに薬を飲ませないと。」
「彼らに薬を飲ませる仕事を我々に任せて頂きたいです。」
「なんで・・・そこまでしてくださるんでしょうか?」
「助けながら魔族を倒すのは大変なのにレイミーさんとタクトはマルグス魔王を倒すのはかなり苦労なさったのは分かります。城と魔人を倒したせいであまり動けないと思います。動く事ができる我々に任せてください。」
「我々に任せて少し休め。2人は疲労が酷すぎるぞ。」
「捕らわれた人は『強制キャンセル薬』を飲ませてください。飲ませ終わらせて頂いたら、怪我用のハイヒール、異常回復のビオレーン、体力と魔力回復のハイヒースを出します。お昼までかかると思いますがお昼ご飯は簡単で申し訳ありませんか、親子丼とひよこ豆のスープをよそうだけで良いようにしてあります。」
「薬を出して頂きたい。捕らわれた方々に美味しい料理を食べて頂きたいから協力をさせてください。」
「薬を出すので運ぶの手伝いお願いいたします。」
「はい。」
レイミーは『強制キャンセル薬』を出し、兵士たちが捕らわれた人たちに飲ませた。
「『強制キャンセル薬』は30分以内に効果は出ます。怪我用のハイヒール、異常回復のビオレーン、体力と魔力回復のハイヒースは交代制でかまいません。取りに来てください。」
レイミーは兵士たちの治療も済ませた。
30分以内に捕らわれた人達は目を覚ました。
確認できたレイミーは安心した。
昼食はレイミーは料理を出し、兵士たちは配膳までしてみんなで昼食して後片付けをした後にゆっくりしているなか、エルフ族が来た。
「ゆっくり休んでるところごめんなさいね。」
「エルフ族。なぜここに?」
「マルグス魔王を倒した後なのですね。レイミーさんとタクトさん大物を倒されたんですか?」
「そうですが、何をしたいんでしょうか?」
「緊張なさらずにしてください。早い話ですか、ここ一帯を欲しいのです。」
「自分の森があったはずです。どうしたんですか?」
「人間に追われた身です。ヒルセイユ王国の近いですか、暮らさせてくださいまし。」
「ヘルゼウズ国王陛下どうなさいますか?」
「悪用されてもなあ。」
「レイミーさんとタクトさんは視察者していただくのはダメかしら?」
「月一回の視察で良いか?」
「構いません。レイミーさんとタクトさんよろしくお願いいたします。」
「こちらの拒否権は?」
「ないわ。やってくれるなら、その呪いを壊してあける。」
「やります。拒否権ない以上仕方がないですし。」
「レイミーがやる以上、俺は友好関係を築いてもらいたいですし。」
「草木を戻しつずお家を作ちゃうわ。レイミーさんとタクトさんの呪いを壊してしてまいましょう。」
エルフ族の長はレイミーとタクトの呪いを壊した。
「エルフ族の長様。年を取っても若いままの姿と言う呪いを壊して頂きありがとうございます。」
「視察者の仕事をお願いしますね。」
「そういう決まりなら任せて頂きたい。」
「律儀の方で助かります。」
エルフ族は大きな樹木を生やしたと思いきや草木を生やした。
「すごい。草木が生えただけじゃなくごりっぱな樹木が生えた。」
「お褒めの言葉ありがとうございます。私達の住居ですもの。」
「そうなんですね。これからもよろしくます。」
「こちらこそよろしくお願いします。ヘルゼウズ国王陛下。」
「それでは私達兵士たちと市民とレイミーとタクトと魔女達はヒルセイユ王国に帰還させていただきます。」
「困ったことがあれば頼ってください。」 
「皆の者帰還するぞ。」
ヘルゼウズ国王陛下と兵士たちと市民とレイミーとタクトとクリスティーナとコーランは森から出てヒルセイユ王国に帰還中にヘルゼウズ国王陛下がレイミーとタクトに話しかけて来た。
「視察者にさせてしまってすまなかった。」
「指名して来たエルフ族に呪いを解いてもらったので良いですよ。」
「そうですよ。呪いも解いてもらったのにはい終わりじゃ気持ち悪いですよ。」
「我がヒルセイユ王国のだめに貢献してください。」
「何があった時はうちらを助けてくださいね。」
「何かの縁だ。面倒を見よう。」
あれから数十年経ちレイミーとタクトの間に子供が出来、グリフィン、グリフォン、フェンリル、ヤマタノオロチ、ヘルゼウズ国王陛下、エルフ族の交流は続いていった。
クリスティーナとコーランは仲良く薬屋をやっていた。