歩夢の部屋、久しぶりに入ったな。
歩夢の部屋はピンクとか水色とかパステルカラーの小物や布団で色が統一されている。歩夢のイメージそのままだ。昔から一緒にいると癒されて、歩夢の顔を見て、声を聞くだけで嫌なことがあった日はそれが全部どっかにぶっとんだ。
パステルカラーみたいな、歩夢の可愛い無邪気な笑顔が頭の中に浮かんできた。その可愛い笑顔は他の人にはあんまり見せない笑顔だったから、特別な感じがしていた。
歩夢の部屋は床に服とか置きっぱなしでちょっとだけちらかっている。なんとなくそれを畳んでベッドの上に置いた。
ふと机の上に目をやると、ピンクの小さな袋が置いてあった。ちらっと覗くと中に何か紙が入っている。
あいつからのプレゼントとかかな?
この紙は手紙とかか?
勝手に見られたら嫌だろうなって考えたけど、気になりすぎてその紙を出して開いてみた。
『 怜くんが僕に依存する』
――何これ、俺の名前?
「怜くん! それ見ないで!」
後ろから歩夢の声がしたから、慌てて袋の中にその紙を戻した。
予想外すぎる言葉が書いてあって、全身が固まった。
歩夢の部屋はピンクとか水色とかパステルカラーの小物や布団で色が統一されている。歩夢のイメージそのままだ。昔から一緒にいると癒されて、歩夢の顔を見て、声を聞くだけで嫌なことがあった日はそれが全部どっかにぶっとんだ。
パステルカラーみたいな、歩夢の可愛い無邪気な笑顔が頭の中に浮かんできた。その可愛い笑顔は他の人にはあんまり見せない笑顔だったから、特別な感じがしていた。
歩夢の部屋は床に服とか置きっぱなしでちょっとだけちらかっている。なんとなくそれを畳んでベッドの上に置いた。
ふと机の上に目をやると、ピンクの小さな袋が置いてあった。ちらっと覗くと中に何か紙が入っている。
あいつからのプレゼントとかかな?
この紙は手紙とかか?
勝手に見られたら嫌だろうなって考えたけど、気になりすぎてその紙を出して開いてみた。
『 怜くんが僕に依存する』
――何これ、俺の名前?
「怜くん! それ見ないで!」
後ろから歩夢の声がしたから、慌てて袋の中にその紙を戻した。
予想外すぎる言葉が書いてあって、全身が固まった。