「お姉ちゃんみたいなもんだし。」【完】




放課後



爽やか松前くんと廊下をあるいて、風紀委員の集まりがある視聴覚室へ向かう




「委員会めんどくせぇ〜」



松前くんとはそれなりに話すし、気まづい雰囲気にならないし良かった。



「だねー」



委員会なんてめんどくさいよね。


早く帰ってみたいドラマがあったのに。どれくらいかかるんだろう。


松前くんは委員会が終わってからすぐ部活があるらしい。



「お、琥太郎じゃん」



視聴覚室の前、一人確実に煌びやかなオーラを放つこたくんに松前くんが話しかける。



「松前先輩、お疲れ様です」




イケメン二人のツーショットだ…


あら、周りの女の子たちが騒ついちゃってるよ。




「せれねぇも風紀委員なんだ。」



隣に並んでる私を見て、そういうこたくん。



「そうなんだよ〜」




「2人って幼馴染なんだっけ?」



松前くんは顔が広すぎて、なんでも知ってるなぁ…