冷酷執事の甘くて危険な溺愛事情



「可愛いお嬢様がひとりでいたら危ないよー? 俺たちと一緒においでよ」


腕をつかまれてるせいで、振りほどかないと逃げられない。


「ね、俺たち怖くないからさ。どうせなら愉しいことしようよー」

「だ、大丈夫……です。えっと、わたしもう帰らないと……」


「わー、声もそそられる。俺たち今さ、誰か可愛い子が相手してくれないかなーって探してたわけ」


少し雑に身体を壁に押さえつけられて、真後ろは冷たいコンクリート。

目の前に三人……わたしを囲んでニタニタ笑ってる。


「なー、ここじゃなくてホテル移動しね?」

「俺も賛成だわ。ゆっくり愉しみてーしな」


首筋のあたりを指で撫でられて、身体が凍るようにゾクゾクする。


「やっ……触らないで……!」

「涙目とか逆に興奮するんだけど」