冷酷執事の甘くて危険な溺愛事情



そして埜夜くんのサポートもあって、なんとかテスト期間が終了。


「やっと終わったぁ」


お屋敷に帰ってきて、真っ先にベッドに飛び込んだ。


制服から着替えなきゃだけど、今はとにかく寝たい……。


眠くてうとうと……。

睡魔には勝てそうにない。


「ふぁ……ちょっとだけ寝よう」


まぶたが重くなって、そのまま眠りに落ちた。


なんかすごく心地がいいなぁ。

テスト終わってホッとしたからかな。


このまま明日の朝まで寝ちゃいそう。


「……ゆ……ず」

「……ん」


埜夜くんの声がする。

でも、まだ寝たい。


「ゆず、いったん起きて」

「ん……んん?」


ボヤッとする意識の中で、ゆっくりまぶたを開けた。


なんだろう……いつもと違う。


ふわふわして、ボーッとしてる。


「寝るのは着替えてから」


なんか埜夜くんの周りも、白くてボヤボヤしてる。


「ゆず?」


あぁ、これ夢なんだぁ……。

だからずっとふわふわしてるんだ。