「別に、そういうんじゃないです。 親に、良い縁談のために努力するよう言われてるだけですから。今回の塾だってその一貫です。」 「縁談、?」 聞き慣れないワードに戸惑う。 縁談、、ってなんか堅実なイメージがあるからかな、 「私の家、あ、母方の実家が会社経営してるんです。すごいでしょう?だから名家に嫁ぐために私も努力するよう言われてるんですよー」 すごいでしょうって言う茉里ちゃんの笑顔はどこか引き立っていて、無理にしゃべっているように見える。