瀬良くんが私を諦めない



「だって、茉里ちゃんが元気無さそうだったから…」


「は?え、そんなことで私を誘ったんですか?」


「うん。それ以外にあるかな?」


「なんなのよもう…」

茉里ちゃんが気の抜けたような顔になる。


「あの塾、3年生の受験コース以外は一二年生の難しい講義してるって聞いて。

すごいね茉里ちゃん!」


「っ…」

途端に茉里ちゃんの顔が険しくなった。

なんか、嫌なこと言っちゃったかな、