家出少女の反抗



正直、怜音先生の事を引きずっていた事は間違いではない。





だけど、自分の手に収めたいって思う気持ちが半分以上支配していたのかと言われると嘘にはなる。





正直怜音先生の事がちゃんと、好きなのかは良く分からない。





だって、怜音先生は自分の過去をあまり話したがらないし、助けてられてばかりで先生の弱みというものを見せてくれないからだ。





むしろ気を使われすぎてーー悲しいからこそ、本格的に好きになれないというか、友達以上恋人未満の苦しい関係が続いてるって感じがするのだ。





何だかとっても味気ないし、深い関係性になれないからこそ私は焦って、動揺してるって感じに近い。





「………どうしたらいいんだろう……。怜音先生自体あんまり私を頼ってくれないし、先生がどうしてほしいのか全くわからないから………堂々塞がりなんだよね」





苦し紛れに出てしまった、胸が苦しめられるような発言は早風さんと愛を不穏な気持ちにさせてしまった。




私とした事が………いけない。





急いでたまごサンドイッチを、口に放り込む。





優しい甘さが、口いっぱいに広がって私を癒してゆく。





そのまま先生の事も、忘れられたらどんなに楽なんだろう………。





そんな事無理だとわかっていても、何だか縋ってしまう。



おかしいな………。