仕事が終わり、時間は十七時。
保育室のドアを開け、声を張る。
「ありがとうございました」
「おかえりなさい。拓斗くん、ママ帰ってきたよ」
入口側にいた保育士の先生が、奥にいる拓斗を呼んできてくれた。
拓斗はリュックを背負ってバタバタと駆けてくる。
「ママー、おかえりー」
「ただいま、拓斗」
ベビーゲートを開けると、すぐにぎゅーが待っている。
「今日は制作で手形のお花を作ったんです」
「そうなんですか」
「明日乾いたら持って帰れますよ」
「はい。楽しみにしてますね」
満足いくまでぎゅーをした拓斗は、自分でロッカーから靴を出す。
「ほら、また反対だよ、拓斗」
「はんたい?」
拓斗はなぜかいつも靴を左右逆で履こうとする。
逆だと足に違和感があるだろうに、履いても気づかないこともしばしば。
「どうしてなんでしょうね……」
「わりとみんなそうなんですよ」
「あるあるなんですね」
保育士さんと笑い合う。
「さよなら」
「さよなら。また明日ね」
保育士さんに手を振って保育室をあとにした。
保育室のドアを開け、声を張る。
「ありがとうございました」
「おかえりなさい。拓斗くん、ママ帰ってきたよ」
入口側にいた保育士の先生が、奥にいる拓斗を呼んできてくれた。
拓斗はリュックを背負ってバタバタと駆けてくる。
「ママー、おかえりー」
「ただいま、拓斗」
ベビーゲートを開けると、すぐにぎゅーが待っている。
「今日は制作で手形のお花を作ったんです」
「そうなんですか」
「明日乾いたら持って帰れますよ」
「はい。楽しみにしてますね」
満足いくまでぎゅーをした拓斗は、自分でロッカーから靴を出す。
「ほら、また反対だよ、拓斗」
「はんたい?」
拓斗はなぜかいつも靴を左右逆で履こうとする。
逆だと足に違和感があるだろうに、履いても気づかないこともしばしば。
「どうしてなんでしょうね……」
「わりとみんなそうなんですよ」
「あるあるなんですね」
保育士さんと笑い合う。
「さよなら」
「さよなら。また明日ね」
保育士さんに手を振って保育室をあとにした。



