しかし、私は彼と話をしなければならない。なぜなら、この婚約は二人だけの問題であるという訳ではないからだ。
「アルペリオ兄様……どうして、そんなことを?」
「……君のことは妹としか思えない。そんな君と結婚するなんて無理だ」
「……そうですか」
アルペリオ兄様の心情は、正にロンダーが懸念していたようなものなのだろう。
妹と婚約することができない。そういう気持ちは、わからなくもない。
ただ、だからといって婚約破棄するというのは無茶苦茶だ。結論を出すのが早すぎる。もっと考えるべきことがあるはずだ。
「アルペリオ兄様の気持ちは、わからない訳ではありません。しかしながら、この婚約はアムライド侯爵家とランペシー侯爵家の婚約です。兄様の気持ちだけで、その婚約を破棄していいはずがないでしょう」
「もちろん、それはわかっている。しかしながら、それでも僕はこの婚約を認められない」
「なっ……!」
「アルペリオ兄様……どうして、そんなことを?」
「……君のことは妹としか思えない。そんな君と結婚するなんて無理だ」
「……そうですか」
アルペリオ兄様の心情は、正にロンダーが懸念していたようなものなのだろう。
妹と婚約することができない。そういう気持ちは、わからなくもない。
ただ、だからといって婚約破棄するというのは無茶苦茶だ。結論を出すのが早すぎる。もっと考えるべきことがあるはずだ。
「アルペリオ兄様の気持ちは、わからない訳ではありません。しかしながら、この婚約はアムライド侯爵家とランペシー侯爵家の婚約です。兄様の気持ちだけで、その婚約を破棄していいはずがないでしょう」
「もちろん、それはわかっている。しかしながら、それでも僕はこの婚約を認められない」
「なっ……!」



