彼は悩んでいるのだろう。事情というものをどこから話すべきか、急な話であるためまとまっていなくても仕方ない。私はクルレイド様が話し始めるのを待つことにする。
「レミアナ嬢は、俺と初めて会った時のことを覚えていますか?」
「クルレイド様と初めて会った時ですか? えっと、それは多分、屋敷で会った時のことということでしょうか?」
「あ、ええ、そうですね。その時です」
クルレイド様の質問に、私は少しぎこちなく答えることになった。
彼のことを、私は一方的に知っていた。ただ会ったといえるのは、恐らくロンダーと彼が友人になって、エルライド侯爵家に遊びに来た時だろう。
「王都に行ったロンダーが第二王子と友達になったと聞いた時は驚きましたよ……」
「まあ、あの時も色々とありましたね。ただ重要なのは、そこではなく……」
「あ、ええ、私達が出会った時のことですよね? 普通に挨拶をしましたよね?」
「レミアナ嬢は、俺と初めて会った時のことを覚えていますか?」
「クルレイド様と初めて会った時ですか? えっと、それは多分、屋敷で会った時のことということでしょうか?」
「あ、ええ、そうですね。その時です」
クルレイド様の質問に、私は少しぎこちなく答えることになった。
彼のことを、私は一方的に知っていた。ただ会ったといえるのは、恐らくロンダーと彼が友人になって、エルライド侯爵家に遊びに来た時だろう。
「王都に行ったロンダーが第二王子と友達になったと聞いた時は驚きましたよ……」
「まあ、あの時も色々とありましたね。ただ重要なのは、そこではなく……」
「あ、ええ、私達が出会った時のことですよね? 普通に挨拶をしましたよね?」



