「僕が王位を継ぐ。まずはそれを前提としよう。次に話すべきは、君の今後だ」
「俺の今後ですか……」
「ああ、しばらくは僕の元で暮らすことになるだろう。君はまだまだ子供だ。少なくとも成人するまでは、僕の庇護下にいればいい。まあ、父上もすぐに退位するという訳ではないしね」
ギルドルア様は、苦笑いを浮かべていた。
クルレイド様は、私よりも年下である。流石にそんな彼をすぐに放り出すようなことはしないようだ。
「それからのことは追々と考えていく必要があるが、ここで一つ提案しておきたいことがある」
「提案したいことですか?」
「ああ、君の婚約者に関してだ」
「……え?」
そこで私は、ギルドルア様の視線がこちらに向いていることに気付いた。
その視線の意味を、私は考える。ただ、考えるまでもなかった。話の流れ的に、それはクルレイド様の婚約者候補を指す視線なのだろう。
「俺の今後ですか……」
「ああ、しばらくは僕の元で暮らすことになるだろう。君はまだまだ子供だ。少なくとも成人するまでは、僕の庇護下にいればいい。まあ、父上もすぐに退位するという訳ではないしね」
ギルドルア様は、苦笑いを浮かべていた。
クルレイド様は、私よりも年下である。流石にそんな彼をすぐに放り出すようなことはしないようだ。
「それからのことは追々と考えていく必要があるが、ここで一つ提案しておきたいことがある」
「提案したいことですか?」
「ああ、君の婚約者に関してだ」
「……え?」
そこで私は、ギルドルア様の視線がこちらに向いていることに気付いた。
その視線の意味を、私は考える。ただ、考えるまでもなかった。話の流れ的に、それはクルレイド様の婚約者候補を指す視線なのだろう。



