「まさか、何かしらの司法取引を働くという訳でしょうか? それは感心できませんよ、兄上」
「そういう訳ではないさ。ただ、これから何が起こるかを一度冷静になって考えてみてくれ」
「そう言われましても……」
ギルドルア様は、またも他人の重大な事柄をクイズにしていた。
それはあまり褒められたことではないだろう。ただ、私達としてはできればこのクイズに正解しておきたい所だ。
「重要なのは、我々のことだ、クルレイド。今回の件で、父上はミスを犯した。その責任を取らなければならないだろう」
「……父上は王位を退くということですか? なるほど、少々早すぎるような気もしますが、仕方ありませんか。夫人に良いようにされていた訳ですし」
「そうすると何が起こる」
ギルドルア様は、笑みを浮かべている。
そこで私は理解した。彼が何を考えているかということを。
「そういう訳ではないさ。ただ、これから何が起こるかを一度冷静になって考えてみてくれ」
「そう言われましても……」
ギルドルア様は、またも他人の重大な事柄をクイズにしていた。
それはあまり褒められたことではないだろう。ただ、私達としてはできればこのクイズに正解しておきたい所だ。
「重要なのは、我々のことだ、クルレイド。今回の件で、父上はミスを犯した。その責任を取らなければならないだろう」
「……父上は王位を退くということですか? なるほど、少々早すぎるような気もしますが、仕方ありませんか。夫人に良いようにされていた訳ですし」
「そうすると何が起こる」
ギルドルア様は、笑みを浮かべている。
そこで私は理解した。彼が何を考えているかということを。



