「なんでここに呼ばれたかわかってるよな?」

「はい」

壁と会長に挟まれて、いわゆる壁ドン状態。

ほとんどの女の子は羨ましがるかもしれないけど、私は例外。

早く解放してほしい。

「はぁ……やっぱり昨日のはお前か……」

「まあ……」

私が少しも否定することなくそう答えると、会長は少し驚いたように固まった後、