「紅茶でいい?」
「うん」
「はい、どうぞ。」
「ありがとう」
良い香りをただよせながら、私の前に紅茶が置かれた。
「あのさ…
本題、入って良い?」
「あっそうだったね 笑
なに?」
「……
オレ、夏希ちゃんのこと
―――――――初めて会った時から好きだった。」
「えっ……」
「俺じゃ…ダメかな…?」
私の頬に涙が伝った。
「私も、隼人君のこと――――ずっと好きだったでも、隼人君カッコいいし彼女いるんだろうなって半分諦めてた…」
「じゃあ、付き合ってくれる?」
「うん。私で良かったらお願いします。」
「良かった」
隼人君はそう言って私を抱き締めてくれた。
「じゃあ、これからは呼び捨てでいいよね。
夏希…」
「うん。隼人 大好きだよ」
「俺も」
それから私達は部屋でまったり過ごした。
「夏希、もう帰らなくて大丈夫?」
時計は夜の6時30分を指していた。
「やばい…」
「駅まで送ってくよ」
「うん ありがとう」
それから、家を出て手を繋いで駅まで行った。

