「ひっ!」 びっくりした私は、思わず変な声を出してしまった。 免疫のない私の体は瞬時に反応し、 体中が熱くなり、 肩は上がり、 心臓はバクバクと一気にスピードを上げた。 「あ、ごめん」 そんな私をよそに、灯耶は涼しい顔をして謝った。 本当にこの人は…。 どこまで私を困らせれば気が済むんだろう? そして気付けば、私の家の前。 公園から家まで、けっこう距離はあるはずなのに、こんなに時間が早く感じられてしまう。 …私が漫画家になってから、よく使っている言葉だけど、 本当に、 恋って不思議。