「おやおや、まぁまぁ」
「それに嫌な予感がする……笑ってないで、早く車だして」
「はいはい」
堪え切れない笑みを浮かべて、にんまり笑う安井が腹立つ。
気に食わなかったから「スピード超過してもいいから速く走って」と無理難題を押し付けながら、なんとか学校へ到着した。
だけど学校に着いた時は、もう放課後。
校門ですれ違う女子に「響希様~」と熱い視線を向けられる。
「さすが響希様。モテモテですねぇ」
「……それより安井。今すぐ学校に入る許可をとって」
思ってもなかった発言に「どうして私が校内に?」と安井。
そんな秘書に、俺は自身のスマホを見せる。
画面には――
「凪緒が電話に出ない。もしかして何かあったのかも――手分けして探すよ」
「! わかりました」
その後、安井は近くを通った教師と一緒に職員室へ向かう。俺は俺で、とりあえず凪緒の教室へ行くことにした。
「下駄箱に靴がある。ということは、絶対に校内にいるはずだ」
それなのに、なんで電話に出ないの、凪緒。
「それに嫌な予感がする……笑ってないで、早く車だして」
「はいはい」
堪え切れない笑みを浮かべて、にんまり笑う安井が腹立つ。
気に食わなかったから「スピード超過してもいいから速く走って」と無理難題を押し付けながら、なんとか学校へ到着した。
だけど学校に着いた時は、もう放課後。
校門ですれ違う女子に「響希様~」と熱い視線を向けられる。
「さすが響希様。モテモテですねぇ」
「……それより安井。今すぐ学校に入る許可をとって」
思ってもなかった発言に「どうして私が校内に?」と安井。
そんな秘書に、俺は自身のスマホを見せる。
画面には――
「凪緒が電話に出ない。もしかして何かあったのかも――手分けして探すよ」
「! わかりました」
その後、安井は近くを通った教師と一緒に職員室へ向かう。俺は俺で、とりあえず凪緒の教室へ行くことにした。
「下駄箱に靴がある。ということは、絶対に校内にいるはずだ」
それなのに、なんで電話に出ないの、凪緒。



