クズで冷徹な御曹司は、キケンな沼です

「へ……、え⁉」


今、何を聞いた?
同じベッドで寝る!?


「それか凪緒のウソつきが判明した瞬間、その場で……でもいいな」

「その場で、なんですか?」

「……外では言えないキス以上のこと」

「え……、えぇっ?」


それって、つまり……そういうこと、なの?

でも先輩、よ~く考えてください。
相手は私ですよ?


「あ、そうか! 体の関係が持てるなら先輩は誰でも、」

「そういうつまんない事いうなら、今この場で、」

「ひぃ、すみません!」


え、じゃあ、なに?

相手が私だって分かってるのに「キス以上のことする」とか言っちゃってるの? あの城ケ崎先輩が⁉

混乱で目が回り始めた。

すると先輩は「あ、そういえば」と。切れ長の瞳を怪しく細める。


「まだお仕置してなかったね」

「お、お仕置……?」

「そう。笹岡に近づかないって約束を破ったお仕置き」