もう遅いよ...

「あっ、マキちゃん…」



部屋から出てきたマキちゃんが私を見て驚く。

そしてまた、すぐに部屋に戻ってしまった。

やっぱり、気まずいよね…

切なさと悲しさを感じながらマキちゃんの部屋のドアを見つめた。

私は部屋から荷物を運び、そのままお風呂に入った。

温かくなった身体は飛保さんの言っていたように、もう既に疲れていたのだろうか?

私はベッドに倒れ込むようにして、そのまま寝てしまった。