もう遅いよ...

「ただいまー」

「あっ、薪飛!やっと帰ってきた。もうしのちゃん来てるわよ」

「ああ」



それだけ言って2階へと行ってしまったマキちゃん。

ああ、だけか…

やっぱり彼氏ができるって、こんなに変わっちゃうんだ…



「ごめんね、薪飛最近ずーっと不機嫌で…」

「大丈夫です!」

「あ、そういえばしのちゃんなにか言いたいことあったんじゃない?」

「やっぱ大丈夫です…」



笑ってみせるとそう?と飛保さんは微笑み返してくれた。