もう遅いよ...

「そういえばしのちゃんは彼氏できたんだって?」

「え、飛保(ひほ)さん?!なんで知って…?」



少しいたずらっ子ぽく笑う飛保さん。

うっ、キレイだっ…



「薪飛が言ってたの」

「え、マキちゃんが?」

「最初ね、薪飛の部屋に、しのちゃんと2人でいれば?って、聞いたの」



確かに、マキちゃんのお家はお部屋が少ないって言ってたような…

でね?と繋げる飛保さん。



「薪飛が、『しのには彼氏がいるから、彼氏に心配させるようなことはしたくない、って。しのはきっと罪悪感もっちゃうから』って」

「マキちゃん…」



やっぱりマキちゃんは優しい…

きっと私は、マキちゃんのそんなとこに惹かれたんだ。

キレイに微笑む飛保さん。



「私ね、勝手にしのちゃんは、薪飛と一緒になると思ってたの…」

「飛保さん、私…」