「……怖くないの?」
その声はか細くて、酒々井くんの方が怖がってるみたいだ。
「怖くないよ。 だって酒々井くん、助けてくれた」
私は酒々井くんから一切目を逸らさないで、嘘のない気持ちを口にする。
「もう昔のことは忘れる。 私、今の酒々井くんのことが知りたい。 普通に、いちクラスメイトとして、仲良くしたい!」
「……」
酒々井くんは手のひらの飴に視線を落とした。
「……毒殺はあとがつきやすいよ?」
「ど!?毒殺、しないよ!?」
「ふ」
酒々井くんが困ったように笑った。
「そっか。 ありがと」
向けられた笑顔がイケメンすぎて、心臓がドクンッとわかりやすく高鳴った。
その声はか細くて、酒々井くんの方が怖がってるみたいだ。
「怖くないよ。 だって酒々井くん、助けてくれた」
私は酒々井くんから一切目を逸らさないで、嘘のない気持ちを口にする。
「もう昔のことは忘れる。 私、今の酒々井くんのことが知りたい。 普通に、いちクラスメイトとして、仲良くしたい!」
「……」
酒々井くんは手のひらの飴に視線を落とした。
「……毒殺はあとがつきやすいよ?」
「ど!?毒殺、しないよ!?」
「ふ」
酒々井くんが困ったように笑った。
「そっか。 ありがと」
向けられた笑顔がイケメンすぎて、心臓がドクンッとわかりやすく高鳴った。



