悪魔と涙と甘い恋。


それから我儘な敦雅さんの面倒見てるから……。


うん。

スペックが高い執事だ。



「結局決まんないね〜」

「僕は神楽さんだと思うんっすけどね」

「俺は……千葉がいい」

「何それ。願望?」


みんなでゾロゾロと歩くと邪魔になるからと、とりあえず場所を取らない外に出てみたものの……当たり前だけど外は暑い。

一瞬にして額に汗が浮かぶ。


「休戦!アイス食べよーよ?」

「お、良いね。誰か買ってきて」


そう声を出したのは衣吹さんと敦雅さんだけ。

2人ってやっぱり似てるな。



「じゃあ俺が買ってきましょうか?」


千葉さんが応えたタイミングで、衣吹さんが何かを思いついたように手を上げた。


「じゃあさ、みんなの好きなアイスを買ってくるってのはどう?取り合いの喧嘩しないで食べれるやつ!」

「お!良いじゃんそれ」