だが、まだ安心はできねえ。
お嬢が無事なのか保証出来てない。
それに羽瑠も……。
「神楽、柊、後藤、千葉!お前らは衣吹達の所に行ってくれ。4人でも問題ないよな?」
「はい」
「俺は桐龍の所に行ってくる」
「向こうの組長は不在のはずでは……?」
「連絡を取る。人のシマで好き勝手やりやがって……!」
「承知しました」
「残りの奴等はウチで待機だ!何が起こるかわからねぇ。すぐ動けるようにしとけ」
「「「はい!!」」」
組長が俺達の間を縫うように居間から出て行く。
それを合図に各々部屋から出て行き、俺達4人はその場に留まった。
「僕が車を出します」
「いや、俺が出す。後藤は何かあった時の為にその倉庫を監視してろ」
へぇ。
千葉の奴やるじゃん。
的確な判断は……後先考えない柊にピッタリの相棒だ。


