「可愛いね」
「でしょ?」
私のお店じゃないのにほぼ無意識にドヤ顔をしてしまった。
5番目くらいの所に並んで、パネルスタンド式になっているメニュー表を眺める。
「定番な苺とかあるけど羽瑠ちゃんは何にする?」
「んー……迷っちゃうな。衣吹さんは?」
「私はね〜期間限定のマンゴーかなぁ」
私の中で“期間限定”は外せない……!
「この“苺スペシャル”気になる……」
言われた言葉をメニュー表で探すと、『苺増し増し+ホワイトソーストッピング』と説明文が書かれていた。
「え〜〜いいじゃんいいじゃん!絶対美味しいよ」
「じゃあ、それにしようかな」
控えめに笑う羽瑠ちゃんを見ると、私まで笑顔になる。
「決まりだね」
それから私達の順番が回ってくるまでに時間は掛からなくて。
ばっちり、羽瑠ちゃんと映え写真を撮った。


