悪魔と涙と甘い恋。


「あ、ご、ごめんなさい」

「あの、佑輝くんっ……お義母さん達には……」

「もちろん黙っておくよ」

「あ、ありがとっ……!」



「……」


目の前にあるポテトをパクリと食べる。

会話を聞いて思ったんだけど、2人って仲良いんだ?


てっきり家族ぐるみで虐めてたのかと思ってたから。


気に入ってなかったのはお義母さんだけかぁ……。


まぁ、元嫁の子だもんね。

向こうにとったら可愛くないのかも……。



「ねー、神楽」


羽瑠ちゃん達の会話にあんまり関わっちゃまずいと思って、私は神楽に話を振った。


「最近の羽瑠ちゃん、少しだけ表情豊かになったと思わない?」

「そうですね」


……。

素っ気ないと言うか、なんと言うか、神楽は相変わらずクールなんだから。