坂藤『ふーん、そう。そんなに大事ならあげようかしら?』
父「……は?」
俺もだけど母さんも言葉が出なかった。
坂藤『ただし、あの子の養育費を払ってもらうからね?あの子はまだ未成年なんだから払う義務はあるわよね?欲しいなら、ね』
(は?養育費?あげるとかまるで物扱いしてなんなんだよ!?)
怒鳴りたくなる感情を何とか我慢した。
父「……分かりました。あの子に会えて引き取れるなら喜んで払いますよ」
坂藤『えー、そんな事言っていいのかしら?私まだ金額言ってないのに』
父「ご心配なく、蓄えは余裕があるので」
坂藤『あっそ。じゃ、明日にでも来てくれるかしら?あんな“不良品”早く処分したいし、それじゃあ』
坂藤さんとやらは親父の返事を聞く前に電話を切ってしまった。
ドンッ
「なんだよッ、不良品って!!処分とか、まるで物みたいに言いやがってッ!!」
怒りで机に思いっきり拳を叩きつけた。
父「まぁ落ち着け。今は莉央ちゃんを助ける事だけ考えろ、いいな?」
「!!それって…莉央ちゃんはやっぱり…」
(あいつらに、虐待されている…?)
母「でもアナタ、明日は仕事が…私も、確か律もよね?」
「そうだけど、事情説明して蒼(あおい)にかわってもらえないか聞いてみるよ」
柚木 蒼(ゆずき あおい)、俺と同期の呼吸器内科医で小学校からの幼馴染みで莉央ちゃんとも面識がある。だからある程度事情は知ってるからちゃんと説明さえすれば代わってもらえるかも知れない。
父「なら莉央ちゃんの事は律、お前に任せる。頼んだぞ」
「ああ、任せて」
莉央ちゃんが虐待されているとしたら早く助け出さないとヤバいと思い、俺は急いで蒼と連絡を取った。
蒼は“そういう事なら俺に任せろ!!莉央ちゃんの事、頼んだからな!”と言ってくれて何とか代わってもらう事が出来た。
次の日、俺は親父が用意してくれた現金を紙袋に入れて坂藤さんの家に急いで向かった。
父「……は?」
俺もだけど母さんも言葉が出なかった。
坂藤『ただし、あの子の養育費を払ってもらうからね?あの子はまだ未成年なんだから払う義務はあるわよね?欲しいなら、ね』
(は?養育費?あげるとかまるで物扱いしてなんなんだよ!?)
怒鳴りたくなる感情を何とか我慢した。
父「……分かりました。あの子に会えて引き取れるなら喜んで払いますよ」
坂藤『えー、そんな事言っていいのかしら?私まだ金額言ってないのに』
父「ご心配なく、蓄えは余裕があるので」
坂藤『あっそ。じゃ、明日にでも来てくれるかしら?あんな“不良品”早く処分したいし、それじゃあ』
坂藤さんとやらは親父の返事を聞く前に電話を切ってしまった。
ドンッ
「なんだよッ、不良品って!!処分とか、まるで物みたいに言いやがってッ!!」
怒りで机に思いっきり拳を叩きつけた。
父「まぁ落ち着け。今は莉央ちゃんを助ける事だけ考えろ、いいな?」
「!!それって…莉央ちゃんはやっぱり…」
(あいつらに、虐待されている…?)
母「でもアナタ、明日は仕事が…私も、確か律もよね?」
「そうだけど、事情説明して蒼(あおい)にかわってもらえないか聞いてみるよ」
柚木 蒼(ゆずき あおい)、俺と同期の呼吸器内科医で小学校からの幼馴染みで莉央ちゃんとも面識がある。だからある程度事情は知ってるからちゃんと説明さえすれば代わってもらえるかも知れない。
父「なら莉央ちゃんの事は律、お前に任せる。頼んだぞ」
「ああ、任せて」
莉央ちゃんが虐待されているとしたら早く助け出さないとヤバいと思い、俺は急いで蒼と連絡を取った。
蒼は“そういう事なら俺に任せろ!!莉央ちゃんの事、頼んだからな!”と言ってくれて何とか代わってもらう事が出来た。
次の日、俺は親父が用意してくれた現金を紙袋に入れて坂藤さんの家に急いで向かった。
