「ゴホンッ、とりあえず坂藤さんに連絡を取るか」
咳払いをしてから親父はスマホを使って坂藤さんの連絡先(家電)に電話を掛けた。
呼び出し音が鳴り始めるとスピーカーにし、スマホを机の上に置いた。
坂藤『……はい、坂藤ですけど』
父「突然の連絡申し訳ありません…鷹邑ですけど、覚えていらっしゃいますでしょうか?」
坂藤『……鷹邑?………あッ!ああ…確か、姉さん達の家のお隣さん?』
父「ええ、覚えていただいていたようで安心しました。10年前、あんな“嘘”の連絡先を渡されるなんて思ってませんでしたよ」
坂藤『なッ!?嘘だなんて…あ、あれはそのッ…間違えて…ッ!!ていうか、なんで連絡先知ってんのよ!?』
父「まぁ、言い訳はもういいです。実は偶然あなたの自宅を息子が見つけましてねぇ、親切なご近所さんが教えてくださったようなんですよ」
坂藤『ちっ、余計な事を…まぁいいわ。で、なんの用かしら?』
父「莉央ちゃんの件についてです。あれから莉央ちゃんは元気にしているのか聞きたくて。ですが変なんですよ、ご近所さんが一度も莉央ちゃんを見た事がないそうなんですが…」
坂藤『た、たまたまじゃない?たまたまその方があの子の事を見た事がないってだけよ!』
父「では莉央ちゃんに会わせて下さい。彼女の無事が確認出来たら我々も安心できますので」
坂藤『えッ!?いや、それは……ていうか、なんでアンタ達他人がそんなにあの子の事を気にするのよ!?関係ないでしょ…!!』
父「確かにあなたからしたら我々は他人、ですが私達夫婦にとって莉央ちゃんは実の娘のような大切な子なんですよ。亡くなった莉央ちゃんの両親とは高校時代からの大切な大親友で、お互い何かあったら子供達の事は守るって約束してましたし、だから知りたいんです」
「!!」
親父達がそんな約束をしてたなんて知らなかった。
咳払いをしてから親父はスマホを使って坂藤さんの連絡先(家電)に電話を掛けた。
呼び出し音が鳴り始めるとスピーカーにし、スマホを机の上に置いた。
坂藤『……はい、坂藤ですけど』
父「突然の連絡申し訳ありません…鷹邑ですけど、覚えていらっしゃいますでしょうか?」
坂藤『……鷹邑?………あッ!ああ…確か、姉さん達の家のお隣さん?』
父「ええ、覚えていただいていたようで安心しました。10年前、あんな“嘘”の連絡先を渡されるなんて思ってませんでしたよ」
坂藤『なッ!?嘘だなんて…あ、あれはそのッ…間違えて…ッ!!ていうか、なんで連絡先知ってんのよ!?』
父「まぁ、言い訳はもういいです。実は偶然あなたの自宅を息子が見つけましてねぇ、親切なご近所さんが教えてくださったようなんですよ」
坂藤『ちっ、余計な事を…まぁいいわ。で、なんの用かしら?』
父「莉央ちゃんの件についてです。あれから莉央ちゃんは元気にしているのか聞きたくて。ですが変なんですよ、ご近所さんが一度も莉央ちゃんを見た事がないそうなんですが…」
坂藤『た、たまたまじゃない?たまたまその方があの子の事を見た事がないってだけよ!』
父「では莉央ちゃんに会わせて下さい。彼女の無事が確認出来たら我々も安心できますので」
坂藤『えッ!?いや、それは……ていうか、なんでアンタ達他人がそんなにあの子の事を気にするのよ!?関係ないでしょ…!!』
父「確かにあなたからしたら我々は他人、ですが私達夫婦にとって莉央ちゃんは実の娘のような大切な子なんですよ。亡くなった莉央ちゃんの両親とは高校時代からの大切な大親友で、お互い何かあったら子供達の事は守るって約束してましたし、だから知りたいんです」
「!!」
親父達がそんな約束をしてたなんて知らなかった。
