完璧な執事、それともイケメン執事?

行かないで……

その日からルイは姿を消した。
仕事も学園も手につかなくて、、

侑里:、、、、はぁ。

蘭:お嬢様?

侑里:蘭ごめん。会社の資料だよね。

ガシャーン!パリンっ持っていたグラスを割ってしまった。

侑里:ご、ごめん

蘭:お怪我は!!

侑里:大丈夫。

蘭:私が吹きますからお嬢様そのままで。お気になさらず



運転手が到着した。あれ。

運転手:お嬢様

蘭:もうそろそろお嬢様が支度整うはずですが、、みてきます。

蘭:お嬢様??

侑里:、、ん?

蘭:まもなく出発のお時間かと

侑里:はっ!!どうしよう!





リリア:侑里が遅刻なんて珍しい。

侑里:ごめんなさい。

リリア:そんな背負い込むことないよ。その顔が疲れてる。今日は帰り?運営はやっておくから。

侑里:、、、本当ごめん。

しかも運転手に連絡せず徒歩で帰ってきてしまった。。
敷地内もまた迷いそうだ。。

運転手:お嬢様からの連絡がありません。 

蘭:え?GPS敷地内、、確認します。

侑里:ここどこ〜!!ハァ、、、ハァ
苦しい…もう無理かも…フラッ…

抱き止められた。
蘭:お嬢様!!!!
倒れてしまった。




奏:ここ三日お食事を取られてないのです。蘭さん…

蘭:お嬢様。ご体調は。おかゆをおもちしました。

侑里:、、、、点滴して。ハァハァ…

奏のご飯すらも食べられなかった。。

奏:お嬢様?お久しぶりです。

侑里:、、、、

奏:奏はお嬢様のおそばにいますからね。

侑里:奏、、!わたし、、、ルイに酷い事、、したかも。
涙を溜めていた。

奏:リヒト様が、、お嬢様も苦しいのでは?

侑里:奏、、、ルイが好きなの。。

使用人:お嬢様お通ししても。

侑里:今は通せない。

ルイその様な身なりは久しぶりにみましたね。お嬢様

侑里:っっっルイ!?

奏:リヒト様!?

そこにはいつもは燕尾服なのに、青色のスーツ姿で立つルイがいた。

ルイ:お部屋もこのように荒れたのも、私が執事に就任して以来でしょうか。お花も蘭が変えてくれたけどお嬢様はこの色は好みではない。目も腫れて

侑里:、、、見ないでよ、

ルイ:こんなことになるなら離れなければよかったですね。

侑里:クビにしたはずよ。

ルイ:ええ。クビになりました。

侑里:何の用?

ルイ:今日は執事ではなく夫としてきました

侑里:、、えっ!?

ルイ:私はこの4日間奏多財閥の整理をしていました。奏多財閥は大東財閥の支配下に統合されました。

侑里:統合!?

ルイ:旦那様もご理解頂いてます。お喜びでした。旦那様と私の父は古くからの友人ですから。奏多財閥は大東財閥よりは少しだけ小さいグループですがほとんど変わらない大きな財閥です。旦那様と父は経営から身を引き私が引き継ぎます

侑里:ルイが!?

ルイ:引き続ぐその条件、あなたと結婚すること。近くで守る事。
お嬢様のいない4日間あなたの崩れ落ちる姿をよく観察しておりました。
遅刻、体調不良、怪我。
本当に心配でたまりませんでした。
いつ中断して戻ろうかと。
会社の建て直しは4日で軌道にのりました。
まぁ、それはどうでもよい。
もう、執事では無くあなたの夫として。。

侑里:ルイっ、、、

飛び込んできた。ギュッ、、、

ルイ:返事は良いということですか。

侑里:、、、うん。

ルイ:はぁやっと素直になった

侑里:ルイのお父様のお気持ちが、、どうしても答えたかったの。クビなんて本心じゃない、、

ルイ:本当に嘘が下手でしたね。そちらも整理してきた次第です。

ルイ:侑里愛してる。

侑里:私も。

キスした。

ルイ:旦那様に報告しなくちゃですね。

侑里:あっお父様今日帰国日。だから4日、、

侑里:はい。

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