リヒト:本日の茶会のお召し物です。帯紐失礼します。
大丈夫ですか。
昨日泣きすぎて目が腫れてる…
侑里:うん。。
観客:大東様作法も全て完璧だわ。
お茶会では作動の技術が求められる。幼い頃に厳しく育てられたから大丈夫。
侑里:皆さま。ごきげんよう。お茶会にお越しくださり感謝いたします。
観客:侑里様だわすてき〜!!
侑里:始めさせていただきます。お茶は皆様の心を表します。茶は美しいのです。そしてみなさま自分の真心で。
観客:こちらのお菓子世界で数個しかない、テリーヌのお菓子よ。
総一郎:侑里、皆様へお茶を。
侑里:はい。
観客:侑里様。体調も良くなったみたいね。
侑里:本日はありがとうございます心ゆくまでお楽しみください。大東家が盛大におもてなしいたします。
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総一郎:茶会は盛り上がったな。よかった。侑里がいてくれたおかげだよ。
侑里:ありがとうございました。
総一郎:リヒトくんから聞いとらんのか。彼と会ったことがあるということ。あの公園で
侑里:え?
恥澤:旦那様お待たせしました。飛行機のご準備ができております。
総一郎:あっ、2ヶ月また海外での業務になる。愛娘よ、頼むよ。彼から聞くと良い。リヒトくんと最高のペアになることを期待している。
侑里:…お父様
いってしまった。
リヒト:お嬢様。ご手配ができました。
侑里:どこかで会ったことある…
リヒト:なにか?…お嬢様?
侑里:車を回して。
運転手:かしこまりました
あの公園って。。。もしかして。。
侑里:運転手ここでおろして。
運転手:かしこまりました。
四葉のクローバー…のとこ。
ドアから降りて走って向かう。
リヒト:お嬢様!?
侑里:四葉のクローバー、、、ないか。。
リヒト:ここには10年に一回四葉のクローバーがあると言われています。
執事手帳を見せた。
リヒト:昔お嬢様から頂いたんですよ?
思い出したあの男の人…
侑里:昔はリヒトじゃなかった。ルイそれがあなたの本当の名前?
リヒト:…執事界は実名では仕事をしません。お嬢様思い出して頂けたようですね。
侑里:奏多ルイ。奏多グループの御曹司。私の幼馴染。。
ルイ:奏多グループは不動産経営の財閥です。
ただ、私は昔から金持ちの家が嫌いで…気に食わないことがあるとよく町へ繰り出して両親を困らせていたんです。
そして、この公園で同じ境遇の小さな女の子とお会いしました。
私には…初恋でした。
彼女とは思いっきり笑ったり、お屋敷であったことを話してくれた。
いつも毎日ここで遊びましたね。
そして、しばらく何度来ても急に会えなくなってしまった。
侑里:海外へ飛んだ日…
ルイ:私も幼かったですから、お嬢様がいなくなってしまったことに大変ショックを受けました。
恥澤さんからも連絡をもらいましたが。。
そして、彼女を探し求めた。ただ気づいた時にはもう遠い存在になってしまっていました。
海外では有名ブランドのモデルや、企業経営。
学園に在籍しながらのトップクラスの財閥のお嬢様ですから。
私は彼女に見合う自分になりたいと奏多グループを捨てました。もう一度あなたに会いたい。彼女の支えになりたい。世界でかけがえのない大東財閥のお嬢様につかえるそれが私の夢です
侑里:ルイなの…本当にルイ?
抱きついた。
侑里:わたしも会いたかった。
ルイ:えっお嬢様?
侑里:海外へ飛んだ日ルイにお別れを伝えに行こうと思ったの。私も大好きだった。ずっとそばにいたかったしずっと会いたかった。でもお母様が倒れてしまって。。
そのまま海外に。
ルイ:存じております
、、、スッ
ルイ:涙が出てます、、、お嬢様
侑里:ごめん…
この日から彼とは少しずつパートナーになることができたのかな。
