後輩くんはいつも私と一緒にいたい

凪咲は自分の仕事が終わったら
手伝いに来てくれると言ってたけれど、
そろそろ来てくれないと
こちらも結構まずいかもしれない。



内心そんな風に焦り始めた時、
こちらに小走りに寄ってくる男子生徒の影が
目の端に入ってきた。



凪咲の代わりに来てくれた
生徒会の役員だろうか。



「俺も手伝う」



ありがとう。



そう応じようと、
隣までやってきた彼を見た。



途端に、
お礼の言葉が引っ込んだ。



そこにいたのが、
先ほどコンビニで出会った彼​──
玄野くん(仮)だったからだ。