「え、図星?」

「…っ」


まさかの的中発言にこっちはなにも言えなくなって、真っ赤になってうつむいた。


「へぇ~。
じゃ、楽しもうか」

「は?」

「だから、正夢に…」

「するかバカ!」


抱きつこうとする凛を突き飛ばし、おれはこんな夢を見た自分にショックを受け、家路についた。

この夢は永遠に封印…。