「…お前のせいだぞ」

「は?なにが」


凛の家。

おれは用意された座布団に座り込み、茶菓子を取りに行った凛が戻ってくるなり、恨めしく凛を睨み付けながら言った。

当然凛は不思議そうに聞き返すだけだ。


「お前が毎回毎回あんなことばっかりするから」

「待て流架。話が見えねぇ」

「……悪夢を見た」

「悪夢?」