あたしは思わず足を止め門らしきものを見た

いや、正確には"校門を凝視"しているのだ


それはもう門の策に穴が開くんじゃないかってぐらいに


だって、門が裕にあたしの三倍の高さはあり
塀の先が全く見えない


「ホンマに此処学校なん?」


思わず口から出てきた疑問


「そうだよ。」


「あ、じゃぁあってるんや…」

って…


あたしは誰と話してるんや…



ふと気になり振り向くと