一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。

乗ってと言われたのは白い高級そうな大きい車。

「え、え、え?あの、「のりたくない?じゃあ勝手に乗らせるね。」「え、ひゃ、ひゃうっ………」

私を軽々と持ち上げお姫様抱っこ。
ふ、浮遊感があって変な感じ……

ま、万が一見られてたらちょー恥ずかしいんだけどっ………!!

って………え?

バスケ部の先輩達っ!?それに……体験入部かな?同学年の人たちだっ……!!

サッカー部の人も来る。
帰っていいぞーって言う先生の声が聞こえる。

周りのざわめく声が聞こえる。

「え………?あ、あれなにっ!!」
「湊くんとカワイイ系学校一の千代華ちゃんじゃないっ……!??」

「うっそ………、あの二人できてたのっ……!!?」

「いやー…っ!けどお似合い………♪」

男バスはいなくて女バスが多いみたいだ……

「会長さっ……、やばいですっ……て、皆さんに見られてますっ………!」

「ん、見せつけた方が明日有利でしょ?」


「で、でもぉっ……!!」..

「恥ずかしいっ………!!おろ、してっ」

私はおろして欲しいがために暴れる。