ふとみていると、私の方ら辺で視線が動く生徒会長さん。、





え………なんで?




周りに何かあるのか見渡そうとした時に、




バチり、 と目が合った。





私はステージに近いから彼の目がよく見える。




彼の綺麗な目は綺麗なワインレッドで、夜の猫みたいに光っていた。





っ………、恥ずかしい。




そんな感情が芽生えて目を逸らそうとした時、




彼の口が動いた。


………



私は暫く動けなかった。




「待ってて………って何………?」



私はゆうちゃんに声をかけられてもずっと座り込んでしまっていた。


ーーー


プロローグ fin





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第2章


ミルクチョコレートはいかがでしょう。