一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。


「あ、きた。」





「先輩っ…………、何がしたいんですかっ………!!」

「……千代華とお昼食べたい。」

怒っている私にしゅんとした顔を見せる先輩。

ううっ…………、
そんな顔見せないでっ………



「やだっ………」




「うん、だめー。」




「きょ、拒否権なしっ……?」

ニッコリな先輩の笑顔はいつもちょっぴり冷たい。


「そりゃ、かわいー千代華を独り占めしないと気が済まないからだけど。」

「……っ、嘘だぁっ……、私と付き合ったのだって不純な動機でしょ…っん…!?」



私は口を塞がれる。
この先の言葉を言わせないようにするように。

いや……キスじゃなくていいよねっ……!?


なに、してるんだろ私。
「きもちーね。」


「……っ、ひゃ、」

「あれ、否定しないんだねー。」


「もうや………っ、だ。」
私はおぼつかない足を必死に動かそうとして優ちゃんの元へお弁当を持ってこうとした。

けど、

「こーら、逃げちゃダメでしょ、」
ぎゅっと手首を掴まれる。

力の差がありすぎて拒否できない。
「やっ……、はなし、て。」

「ほら、おいで」

「………っ、」


抵抗しても、多分この人からは逃げれない
怖いくらい自分が変わる。

たった2日で先輩に堕ちてってる……

結局拒否出来ずに先輩の胡座のかいているところの真ん中に腰を下ろした。

うっ…………わ……、めっちゃくっついてる

後ろから軽く抱きしめ肩に軽く顎を乗せる先輩。

「ん、いい子。」


首に吐息がかかり耳に響く声。
体がビクってなるけどまだ………我慢できる。




そう思ってた。。