一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。


4時間目が終わった頃。




私は1人机に突っ伏していた。


「ちょこー?大丈夫かー?昼食べよーよー」

「う………、ごめんね、優ちゃん先約が…」


「えーーー、まじか…聖じゃないよね?」

「朝日くんでは無いよっ」


「でもぉ………うぅん、」

悲しそうにする優ちゃん。



「私もみんなと食べたかった。でも……
約束は約束だから………ごめんねっ、」



「…………場所は?」

「お、屋上………」




「………、屋上……、わかった、いってら」




「いってきます………!!またね……」

私はお弁当を手に持ち屋上へと向かった。


「ん、千代華は?」

「先輩彼氏の元へ向かったよ………」



「……ふーん。」


私のいないその教室では不穏の空気が漂っていたのは私は知らない。